フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。5月7日(火)放送のコーナー「エンタメ+」では、アフリカと日本の美意識を融合した注目の企画展「和フリカ―第三の美意識を求めて―」を紹介しました。【PR】
カメルーン出身のアーティスト、セルジュ・ムアングさん、パーソナリティの住吉美紀
◆アフリカ文化と日本文化の融合!「Wafrica」日本で初開催
東京都千代田区大手町・丸紅ギャラリーで開催中の企画展「和フリカ ―第三の美意識を求めて―」(会期:2024年5月8日(水)~6月8日(土))。
本展は、パリを拠点に活動するカメルーン出身のアーティスト、セルジュ・ムアングさんの日本での初個展です。
ムアングさんは、アフリカ文化と日本文化の美意識を融合した「Wafrica(ワフリカ)」という作品群を制作。世界的に注目されており、これまでにオランダ・アムステルダムのゴッホ美術館、アメリカ・ニューヨークのミュージアム・オブ・アーツ・アンド・デザインなど世界各地で作品が公開されてきました。
本展では、日本とアフリカの文化的親和性について、心を弾ませるような新たなビジョンを示す芸術表現作品を鑑賞できます。
日本の漆(うるし)によって彩られたアフリカの伝統的マスク、アフリカの布で作られた着物、表象的なインスタレーションのほか、本展のために制作された世界初公開となる新作が展示されています。
世界初公開の作品《透現》2024
この日の「Blue Ocean」の放送では、日本での初個展に向けて来日したムアングさんに、パーソナリティの住吉がインタビューをおこないました。
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ムアングさんはデザイナーとしてのキャリアを重ねるなか、大手自動車メーカーとの仕事で5年間日本に滞在されました。日本に古来より伝わる「万物に魂が宿る」という価値観をはじめ、日本と西アフリカの文化に共通点を見出したムアングさん。2つの文化をつなぐ物語を発信すべく、2008年に「Wafrica」プロジェクトを立ち上げました。
作品「Wafrica」として最初に誕生した「kimono」は、日本の着物とアフリカの布地を組み合わせたアート作品です。ムアングさんは「2つの文化の代表的なアイコンから“対話”を作り出して何が生まれるのか楽しみでした」と思いを口にします。
《アンカラ “ワックスプリント”振袖一式(帯と装飾品付き)》2022/他
今回のインタビューにあたり、住吉は実際に「和フリカ着物」を着用。「布地が本当に鮮やかできれいでした。暖色と寒色をミックスした、少しグラフィック的にも感じるようなデザインの布地です。蛇のような模様と、雲のような模様が特徴になっているものを着させていただきました。蛇は西アフリカでは縁起のいい動物として考えられていて、雲と組み合わせることで空飛ぶ蛇を連想させるとのことでした。日本でも龍や蛇はいいイメージがあり、ここにも両文化の共通性があるなと思いました」と振り返りました。
セルジュ・ムアングさんの作品「和フリカ着物」を着用する住吉美紀
TOKYO FMの公式YouTubeでは、放送で紹介しきれなかったムアングさんのインタビューの完全版を公開中です。ぜひチェックしてみてください。
▼「和装」&「民族衣装」着用の来館者は「入館料無料」に!▼
丸紅ギャラリーは通常、伝統文化振興の一環として「和装」での来館者の入館料を無料としています。本展期間中は和装に加え、「世界の民族衣装」での来館者も入館料無料の対象となります(会期:2024年5月8日(水)~6月8日(土))。
遠いようで近く感じる西アフリカと日本の文化交流、ぜひ足を運んで体感してみてください。
展覧会の詳細は丸紅ギャラリー公式Webサイト・公式Instagramをご確認ください。
https://www.marubeni.com/gallery/
https://www.instagram.com/marubeni_gallery_official/
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/