フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。当番組では日頃からリスナーから寄せられたおすすめアーティストの楽曲をオンエアし、情報をシェアしています。
1月31日(金)の放送では、「みんなで決める! Blue Ocean的次くるアーティスト2025」から「トップ5」を発表しました。
パーソナリティの住吉美紀
1月27日(月)の週は、2022年、2023年、2024年と過去3回開催して好評だった企画「みんなで決める! Blue Ocean的次くるアーティスト2025」を実施。リスナーに「今年ブレイクしそうなイチ推しアーティスト」をレコメンドしていただきました。
最終日の1月31日(金)の放送では、リスナーのみなさんからいただいたレコメンドと、「Blue Ocean」番組スタッフ全員参加の投票を合せた「トップ5」を発表しました。
◆第5位:Roomies (ルーミズ)
東京を拠点に活動する2019年に結成された4人組ネオソウルバンド。マイケル・ジャクソンを引き合いに出されることも多いボーカル・Kevin(ケヴィン)のソウルフルで甘い歌声と、さまざまなジャンルのエッセンスが詰まったサウンドで注目を集めています。
投票した番組スタッフからは「マニアックになりそうなジャンルのソウル・R&Bが、どこか聴きやすい。今っぽくもあり普遍的でもあるサウンド。ライブを観たくなる!」「シティポップにも通じるときめきと郷愁、そこに最新型のソウルミュージック・マナーが彩りを添える。全編英語詞でありながら、日本のソウルの新潮流を感じました!」といった声が上がりました。
パーソナリティの住吉も「確かに踊れる曲で良いですね~!」と話していました。
◆第4位:AKASAKI(アカサキ)
2006年生まれ、現在18歳の高校生シンガーソングライター。16歳で音楽活動を始めて1年後にTikTokに投稿したオリジナル曲「弾きこもり」がバイラルヒットとなり注目を集めています。
投票したスタッフからは「誰でも作曲ができる時代で打ち込み要素の強い音楽が増えるなか、キャッチーなフレーズとメロディーは必須。サビの中毒性とエモさを感じるメロディーラインがなめらかに混ざり合っていて、かといってクドく聴こえない魅力がある」「“ありがちなラブソングでも 愛が込められてるの”というフレーズをはじめ、言葉のチョイスが目から鱗(うろこ)。映画のワンシーンを、ケタ外れのポップセンスで見せてもらった感じ。おそるべし高校生、感服です!」との声が寄せられました。住吉も「確かにものすごいキャッチーですよね! これで高校生ってすごいですよね!!」とコメントしました。
◆第3位:DURDN(ダーダン)
韓国をルーツとするボーカルのBaku、トラックメイカーのSHINTAとトップライナーyaccoによるプロデュースデュオ=tee tea(ティー・ティー)との3人組プロジェクト。ストリーミングや各地ライブ、音楽フェスやイベントでも高い評価を得ています。
リスナーからは「サブスクで聴きまくっていて、そのあとライブにも行き、レコメンドさせていただきます!」といった声や、当番組のディレクターからも「ライブもとても良かった!」との声が上がりました。
◆第2位:Leina (レイナ)
中学生の頃からSNSに弾き語り動画をアップし、2019年にデビューを果たした町田市出身の19歳のシンガーソングライター。楽曲はもちろん、アートワーク、映像作品などの全てをセルフプロデュースしています。
投票した番組スタッフからは「ハスキー声と、かわいらしい歌詞が好き!」「幾度も変わる声の表情に個性がある。心の琴線に触れて心地いい」「ストリートライブで培われたであろう抜群の歌唱力と、独特の歌声……底知れぬアーティストパワーを感じます」といった声が寄せられました。
住吉は「私も投票したのですが、一度聴いたら忘れられない空気感、雰囲気、声が魅力的。引っかかりがある忘れられない声ですね。自分の世界観が確立されている感じ。歌詞のストーリーが面白く、引き込まれます」とコメントしました。
◆第1位:Bialystocks(ビアリストックス)
映画監督でもあるボーカルの甫木元空(ほきもと・そら)さん、キーボードの菊池剛さんからなる2人組バンド。甫木元さんのソウルフルで伸びやかな歌声とフォーキーで温かみのあるメロディー、菊池さんによるジャズをベースに持ちながら自由にジャンルを横断する楽器の組み合わせは、普遍的であると同時に先鋭的と評されています。
投票した番組スタッフからは、「欲張らないシンプルなサウンドと優しく包み込むボーカルの声が素敵! 絵の具がにじんで混ざり合っていくような音の世界観でありながら、曲としての存在感もしっかりとある」「映像喚起をともなった水彩画のような音楽。“優しい歌が聴きたい”というときの心情にそっと寄り添ってくれる」という声が寄せられました。
Bialystocksに投票したという住吉は「私も激推しで大好きです! 音楽的完成度が高く“玄人(くろうと)”がいざなってくれる感が気持ちいい。繊細な感性の歌、メロディ、コード進行、音づくり……すべて大好き! 番組スタッフのコメントにもありましたが、滲み感、グラデーションを感じさせてくれるのが刺さるんだと思います。音が文学的で、聴いていて切なさと、ときめきが止まらない曲です」と話していました。
*
住吉は今回の企画を振り返り「今回紹介できなかったアーティストもたくさんいて、ものすごく悩みました。みんなを推してきたいと思いましたし、リスナーのみなさんのレコメンドのおかげでこの企画ができました。みんなアンテナの張り方が素晴らしい! 感動しました。勉強にもなりましたし、新しいアーティストとの出会いにもなりました」とコメント。
続けて「今後、次くるアーティストのみなさんをゲストにお呼びしたいですし、『来たい!』と思ってもらえるような番組であり続けるべく、2025年も頑張りたいと思います!」と締めくくりました。
*
ちなみに、番組では「Blue Ocean的 次くるアーティスト2025」の「特別賞」も発表しました。リスナーからもたくさんのレコメンドをいただき、番組スタッフからも「応援したい!」「ピックアップしたい」という声が上がりつつも、デビュー直前ということで集計期間中に配信曲がなく、今回は特別賞となったアーティストがコチラ!
<次くるアーティスト2025「特別賞」>
HANA(ハナ)
HANAは、BE:FIRSTやMAZZELなどのアーティストが所属するマネジメント&レーベル「BMSG」と、ラッパーでシンガーの「ちゃんみな」がタッグを組んだガールズグループオーディション「No No Girls」から誕生した7人組ガールズグループ。
リスナーからは「彼女たちの成長に涙し、まさに“花”が咲くまでを見守りました。今年はきっと彼女たちが活躍する1年になるはずです!」などのレコメンドいただきました。
なお、今週オンエアした楽曲をまとめたプレイリストを「Spotify」で公開中です。ぜひ、お気に入りのアーティストを見つけてください!
----------------------------------------------------
1月31日(金)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2月8日(土)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀