スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
11月24日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
最近、夫に借金があることが分かりました。それを、夫の父親が一部肩代わりしていることも分かり、驚きと同時に、情けなさや怒りやいろいろな感情が押し寄せてきました。仕事や日々のストレスからギャンブルに走ってしまったようですが、「父親に借りて、少しでも借金を軽くして心機一転スタートをさせたかった」と言われたときは、呆れてものが言えませんでした。
もともと子育てや家庭のことに関してあまり協力的ではなく、子どもが体調を崩していても自分の予定を優先する人でした。仕事は真面目にこなしており、お金は入れてくれていたので、我慢しなくては……という思いでやってきましたが、今回のことで今まで頑張ってきたのは一体何だったのか、という考えになり離婚を決めたのですが……。
夫からは「ストレスが溜まってきて鬱かもしれない。これ以上追い込まないでくれ」と言われ、話し合いが進みません。病気と捉え、治療を優先すべきでしょうか。私自身も、夫の存在自体がストレスに感じるようになっています。
<江原からの回答>
江原:1回深呼吸をして、ちょっと落ち着いて考えてごらんなさい。要は、子どもみたいな夫をお持ちなんですよね。私としては「まだ父親に甘えて泣きつくような夫なんだ……」と思ってしまいますが、一応、毎月お給料は入れていてくれたのですよね。だけど人間、誰しもとても成長している部分と、幼い部分の2つが必ずあると思うんです。
無責任に聞こえるかもしれませんけれど、借金だったら返せば良いじゃないですか。夫が未熟なのも、しょうがない。つまり夫の人間性、性格を「かわいい・まだ好き」と思うのか、それともうんざりしているのか……そのどっちかを決めるだけのことですよ。
相談者さんは50歳。残りの人生考えて、この夫がいたほうが良いのか、いらないのか。そこをよく考えれば良いだけじゃないですかね。離婚してから「あんな夫でもいたほうが良かった」と気づくこともありますよ。今まで夫に頼んでばかりいたけれど、自分って意外とこんなことができないんだな……と気づくこともあるでしょう。例えば、「ビンの蓋を開けて」みたいなこととかね(笑)。
今はうんざりしているかもしれないですが、相談者さんの自分の人生として考えてください。こんな夫でもいたほうが楽しいのか、それとも耐えられるラインを超えてしまっているのか……。そこを決めれば良いだけです。
返せる額の借金なら別に良かったじゃないですか。お父さんも半分返してくれたのでしょう。幼い夫かもしれませんけれど、子どもたちが巣立った後は、意外と楽しい夫なのかもしれないですよ。夫は「鬱かもしれない」と言いつつ、離婚したがっていないのですよね。だからそれを許せる間柄なのかどうか、という話です。簡単、簡単! 眉間にシワ寄せて考えないことです。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「俯瞰してこそ幸せが見えます」
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11月24日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 12月2日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子