スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
5月7日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージのなかから「恋愛」に関するメッセージを紹介。江原から、さまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私はもともと恋愛に奥手で慎重な性格です。初めて彼氏ができたのもすごく遅く、その彼氏とは付き合ったり別れたりをしながらも、約2年お付き合いしました。
彼とは今でもたまに連絡を取り合う仲です。彼と付き合ってみて、「男性と付き合うのはこんな感じなんだ」と学ばせていただきました。付き合っているときに、彼は「結婚したい」と言ってくれたのですが、条件的にお互いの希望が合わないところはありませんでした。彼と別れた直後はそこまで実感がわかず、悲しみもあまりなく「本当に好きだったのか」と疑問に思うほどでしたが、今は「彼に新しい彼女ができたら……」と考えるだけで、ちょっとジェラシーが湧いてきて困惑しています。
<江原からのアドバイス>
江原:メッセージを読むと、結婚を意識しているとは思えない言葉なんですよね。次の人と出会ってもいいとも思いますが、「結婚は利他愛がないとできない」と気づかないといけません。
話は変わりますが、なんでみんな結婚なんかしたいんでしょう? 楽な生き方を望むのであれば、独身で一生かけられる仕事があって、友達がいて、ある程度の経済力もちゃんとあって、それでいてボーイフレンドでもいてくれたら、それが一番楽じゃありませんか?
奥迫:「楽な道を……」と思えば、そちらですよね。
江原:多くの人が「ずっと1人じゃ寂しいから」と、簡単に結婚を決めてしまうのです。それは違います。結婚は魂を磨くためのもの。利他愛がないと無理です。神道の結婚式でも誓紙(せいし)で誓いの言葉を読みますよね。キリスト教の結婚式でも「病めるときも、苦しいときも、添い遂げますか?」と聞いて、どこの国でも結婚の誓いの言葉では良いことを絶対に言わないんです。
どんなときでも全部乗り越えなければいけません。一生懸命ご飯を作ったって、帰ってきた夫が「もう食べてきた」と言ってくることもある。「連絡の1本でもちょうだいよ」って思いますよね。毎日、葛藤ですよ。自己愛と利他愛のせめぎ合い。
奥迫:人間の魂的に、学びを得るために結婚をするということはあるんですか?
江原:はい。そうやって、みんな自立していくでしょう? あとは結婚生活のなかで「あの人のおかげでこうだよな」と思ったり、お互いが「感謝」の気持ちが出てきたり、こうやって成長するんですね。それがない人は、残念ながらそこに辿り着かず、1回リセット、要するに離婚をすることになる。だから離婚の経験がある人は、次は経験と感動をして、今度は良い結婚や利他愛を理解していくんですよね。
でも、相談者さんはかわいらしいですね。「ジェラシーが湧いてきて」とか、もう完全に小我じゃない。要するに、好きか嫌いか。結婚しないで別の人が出てきたら、ジェラシーから「私のほうを見て」と。結局、そこで利他愛にいかないと。男性のほうが幼いですから、女性のほうが「あなたを育てよう」という気持ちにならないと難しいかな? と思ってしまいますね。
●江原啓之 今夜の格言
「愛は与えるからこそ得られるものなのです」
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聴取期限 2023年5月15日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/