アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FMのラジオ番組「坂本美雨のディアフレンズ」(毎週月曜~木曜11:00~11:30)。3月22日(水)の放送は、シンガーソングライター・古内東子さんがゲストに登場。
3月8日(水)にリリースしたデビュー30周年記念オリジナルアルバム『果てしないこと』の制作エピソードを語ってくれました。
古内東子さん、坂本美雨
1972年生まれ、東京都出身の古内さん。1993年にシングル「はやくいそいで」でデビュー。1996年にリリースしたシングル「誰より好きなのに」がヒットし、同曲を収録したアルバム『Hourglass』もロングヒットを記録。2022年2月にデビュー30周年イヤーを迎え、3年4ヵ月ぶりのアルバム『体温、鼓動』を発表。2023年3月8日(水)には20作目のオリジナル・ニューアルバム『果てしないこと』をリリースしました。
◆バンド編成のニューアルバムをリリース
坂本:3月8日(水)にデビュー30周年記念オリジナルアルバム第2弾として『果てしないこと』がリリースになりました。第1弾『体温、鼓動』から、ほぼ1年で2枚目の記念アルバムです。曲づくりは大変だったのではないでしょうか?
古内:そうですね。デビュー当時は、毎年1枚アルバムを出すのが当たり前の時代で、デビューしてからの10年間は10枚出したんですね。それがいつしか3、4年空くようになって。去年から今年にかけては、そのときの忙しさを思い出しましたね(笑)。
坂本:今回のアルバムはバンド編成ということで、メンバーの紹介をお願いしてもいいですか?
古内:ドラムスがTomo KANNOさん、ベースが山本連さん、ギターが石成正人さん、ピアノが松本圭司さん、キーボードが井上薫さんの5名です。
坂本:みなさんライブでもご一緒されているメンバーですか?
古内:そうですね。ここ数年(同じメンバーで活動しています)。
坂本:アルバム制作は、どのようにされたのでしょうか?
古内:まず私が2曲ぐらい作ったら、彼らとのグループLINEに(音源を)送って聴いてもらいます。そこからリハをして、レコーディングに入ります。
坂本:バンドアレンジはスタジオでみなさんと?
古内:はい。基本的には、私のデモの段階である程度アレンジします。曲も完成して、歌詞も全部付いていて、コーラスも入れた状態のデモを作るんです。そこからブラッシュアップしてもらう感じです。
坂本:80%ぐらいまでは仕上がっているんですね。打ち込みもされるんですか?
古内:します。打ち込みは好きで、けっこうオタクなんですよ(笑)。
坂本:意外でした! では、ご自宅で歌も録られる?
古内:はい。あくまでもデモですけどね。
坂本:『果てしないこと』では古内さんの変わらない部分を感じます。なんでこんなに艶やかで、ずっといられるんだろう……心地いいアルバムだなと思います。
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現在、古内東子さんの全国ツアー「Toko Furuuchi Acoustic Live 2023『果てしないこと』」が開催中です。詳しくは公式Webサイトをご確認ください。
<番組概要>
番組名:坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週月曜~木曜11:00~11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/dear/