スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。10月8日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私の夫は、九州男子で超自分勝手です。2人で買い物に行ったとき、夫が途中で消えたため「どこ?」とメールをすると、私の知らないラーメン屋さんに1人で行っていたことがありました。旅行に行っても、人混みでごった返す駅を自分のペースで早足に進み、置き去りにされて電車に乗り遅れそうになったこともあります。
また、ちょっとしたことを聞いても「そんなん決まっとるやん!?」と逆ギレされるので、会話が全く楽しくありません。他にも書けないことがたくさんありますが、もっと自分が成長して人格を高めるか、夫が少しは弱って心を入れ直すのを待つかの、どちらかなと思っています。
結婚生活で忍耐力はついたと思いますが、自分勝手な人と結婚するのは、どのような学びがあるのでしょうか?
<江原からの回答>
江原:先に1つだけ申し上げておきますと、九州の人がみんなそうではないので、「九州男児」とひとくくりにするのは失礼ですよ。おっとりした九州男児もいると思います。
それでも、こういう男の人って多いと思うんです。私にもこういうところがある。協子さん、どうしてだと思いますか?
奥迫:男の人はいつまでも少年で、童心を忘れていないから……でしょうか?
江原:すごく合っていると思う。お母さんが甘やかすから、こういうふうになるんですよ。「あんたの好きにやっていいよ」と育てていると、こういう夫になる。過保護な親じゃなかったとしても、「まあ、この子は男の子だから……」などと言って、人への気づかいなどのしつけをしない。昔はよくあったでしょう? 親はちゃんと教えないと。「人に対してちゃんと気をつかいなさい」とか「一緒に歩く人の歩幅を考えて歩きなさい」とか。
あと、会話をしていて逆ギレをされるとのことですが、奥さんも1回逆ギレしてみると、シュンとなるかもしれません。強く出る男は、実は弱いんですよ。自信がない男に限って強く出る。だから、そういった意味では、あなたが注意しなきゃいけません。あなたが母になれているかどうかです。もし、子育てをされているのでしたら、(夫のような人間に育つと)同じことの繰り返しになってしまうので注意しましょう。根本を見つめないとダメです。
奥迫:たとえば、買い物に行って、夫が途中で消える前に「これどう思う?」と聞いて、何かを選んでもらうのはどうでしょう? 選んでもらった結果、「あなたに選んでもらった○○を褒められたの! 選んでもらって良かった。うれしいわ、さすがよね!」って、褒めて伸ばすのもいいかもしれません。褒められると「次も選んでみようかな?」と思うようになったり。
江原:そうそう。奥さんは演出家であるべき。だから「うちの夫は、こうしてくれない」「ああしてくれない」なんて言うのはダメ。そうしてもらえるように、奥さんが“演出”してあげるわけです。そして、幸せの感情を自分で味わう。これが一番大事です。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「愛に不感症になれば、愛は逃げていきますよ」
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10月8日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年10月16日(月) AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/