ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。10月 14日(土)の放送は、シンガーソングライターのビッケブランカさんが登場。10月25日(水)にリリースするニューEP『Worldfly』について語っていただきました。
安田レイ、ビッケブランカさん
◆世界中でのライブ経験が詰まったEPに
――ニューEP『Worldfly』はどういった作品になりましたか?
ビッケブランカ:今年は海外公演がすごく多くて、サウジアラビアには2回行きましたし、イタリア、フランス……冬にはスペインにも行くんですけど、いろいろなところに行って、感じたアイデアを曲にしたEPですね。
――海外でのどういった体験、経験が曲作りのヒントになったのですか?
ビッケブランカ:なんでしょうね……景色や人格、それぞれの国の人々の性質・マインド、国民性みたいなところですね。
――やっぱり日本人とは全然違いましたか?
ビッケブランカ:全然違います、日本が変わっているのかもしれないですけど。
――例えば、サウジアラビアはどういう感じなんですか?
ビッケブランカ:日本でライブをしたら、みんなで同じように動いたり、手を振ったりして、ライブが終わったらみんなで拍手する。とにかく、みんなで(ライブを)盛り上げていくような感じで、それはそれで僕も楽しくて好きなんですけど、サウジアラビアの人は、まず動きが揃わない。
というのも、それぞれが好きな動き方をするし、好きなところで一緒に歌ったり、それぞれの楽しみ方があるんですよ。
さらに、(ライブ中は)みんな立ち上がらないで、座った状態で上半身だけで盛り上がる。(ライブをやった会場は)1万人くらい入るホールで、アリーナのようなところだったんですけど、みんな座っていました。
でも本当に盛り上がっていて、歓声もすごいんですよ。そして、ライブが完全に終わって、挨拶をしたときに、みんなが立ち上がって拍手をしてくれました。
――日本とは全然違いますね。
ビッケブランカ:そうなんですよね。あとは、その方が大好きな曲だったら、バラード曲でも関係なく、イントロが鳴った瞬間に“ギャー”って好きなように叫んだりして、面白いですよ(笑)。
――フランスは、またちょっと違いますか?
ビッケブランカ:ヨーロッパの人は初めから立ち上がって、好きなときに踊ったり、叫んだりしていました。あと「これは俺のお気に入りの帽子だから!」って投げてくれた帽子を僕がステージでかぶったり(笑)。すごくフランクな楽しみ方がありますね。
――今回は海外でライブをおこなうと同時に、楽曲制作もされたのですか?
ビッケブランカ:そうですね。海外に行く前に(制作して)なんとなく出来あがっていたものに、海外に行って感じたことや思ったことをふまえて、帰国してからしっかり作りきったという感じですかね。
――先行配信されている収録曲「Bitter」は、映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」の主題歌になっていますが、制作時は映画の内容を意識されましたか?
ビッケブランカ:そうですね。この映画は人間群像劇というか(同時に)いろいろなテーマが進行していく、そして、きれいな風景も観られる映画で、(事前に)完成前のほぼできている状態のものを観させてもらったんですけど、映画を観終わった後に無音のエンドロールが流れたんですよ。そのときに“(エンドロールで)こういう曲が流れていてほしい”って、素直に思った曲を自然と作れた感じです。大好きな曲ですね。
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10月14日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年10月22日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00~13:55
パーソナリティ:ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ