ロックバンドMUCCのヴォーカル・逹瑯がパーソナリティをつとめる
TOKYO FM / JFNのラジオ番組「JACK IN THE RADIO」
。9月30日(土)の放送は、gibkiy gibkiy gibkiy(ギブキー ギブキー ギブキー)からSakuraさん(Dr.)が登場! ニューシングル「生き血」についてお話を伺いました。
(左から)逹瑯、Sakuraさん
gibkiy gibkiy gibkiy(以下:gibkiy)は、2曲入りニューシングル「生き血」を9月14日(木)にライヴ会場先行でリリース! また、MUCCのミヤさん(Gt.)がマスタリングを手がけています。
逹瑯:ミヤがgibkiyのマスタリングを手がけるのは今回が3作目ということで。
Sakura:そうなんですよ。ZIGZO(ジグゾ)のときからお世話になっているんだよね。
逹瑯:ほうほう。
Sakura:それこそ前回、2021年にZIGZOがリリースしたアルバム(『across the horizon』)のマスタリングをミヤくんにやってもらったんだけど、そのときに“おぉ、ミヤくんがマスタリングをするとこう変わるんだ”と思って。それで、gibkiyでも音源を出すことになって、ぜひともミヤくんにお願いしようと思って相談したところ「ぜひやらせてください」と。
逹瑯:それは、ZIGZOのときの印象が良かったということですよね?
Sakura:もちろんです。やっぱり彼自身の耳というか、感性っていうのは……まぁ、昔からMUCCの(楽曲)制作時に一緒に携わらせてもらっていたから、なんとなく彼の方向性は分かっていて。
逹瑯:うん。
Sakura:ZIGZOでもそうだったんだけど、gibkiyのちょっと複雑で難解なサウンドを、すごく明確にしてくれて、それでいて聴きやすく、しかも骨太にしてくれたなって感じだね。
逹瑯:Sakuraさんは、それこそZIGZOやRayflower(レイフラワー)など、いろんなバンドをやっているじゃないですか。僕がSakuraさんを一歩引いて見たイメージだと、gibkiyの音楽性が、Sakuraさんの趣味的な部分に一番ハマっていそうな感じがするんですよ。
Sakura:それはあるかなぁ。俺自身のドラムアプローチとしては、出していない引き出しがまだ結構あるなと思っていて。
逹瑯:うんうん。
Sakura:例えばL'Arc~en~Ciel時代のときとか、それこそZIGZO、Rayflowerのときでも、チラッと引き出しを見せてはいるけど、gibkiyの場合は全開に近いんだよね。(普通は)聴いている人たち、ファンの人たちが、ちょっとでも自分たちを理解してもらえるような“分かりやすい選択肢”を取るじゃない? 楽曲とか歌詞とかにさ。
逹瑯:うん。
Sakura:だけど、gibkiyはまったくそういう選択肢を取らないから(笑)。
逹瑯:逆に、答えを提示するんじゃなくて、答えをずっと隠して(ファンの方に)問題を解かせて面白みを感じさせるような世界観というか、そういう音楽なのかなと。
Sakura:うん。面白いのは、自分がポンって出したものに、全部(メンバーが)反応してくれる。kazuma(Vo.)が叫び、aie(Gt.)がギターをかき鳴らして、それをkazu(Ba.)が支えてくれるっていう感じで。カテゴリーはロックでもジャズでも何でもいいんだけど、最小の布陣で最大公約数を出している感じが、gibkiyは面白いなぁと思ってる。
◎10月7日(土)放送の「JACK IN THE RADIO」は、Psycho le Cémuからベースのseekさんが登場。どうぞお楽しみに!
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9月30日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 10月8日(日)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:JACK IN THE RADIO
放送日時:毎週土曜25:30~26:00
パーソナリティ:逹瑯(MUCC)