スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
6月9日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私には7歳の息子がいます。息子には、知的障がいとASD(自閉スペクトラム症)があり、感覚過敏が強く、マスクができません。
コロナ禍は「マスクしていない子がいる」と苦情もあったので、長期で幼稚園を休んだり、外出を控えたりしていました。現在は小学生になり、特別支援学校に通っていますが、今もマスクができないので、咳が出るときには学校を休んでいます。
周りからもマスクの着用を促されますが、息子にマスクをしてもらいたいと一番思っているのは私なのに……。それが伝わらず、周りから「親が変」と言われるのが、かなりつらいです。こんなにも子どもに振り回される人生って、生きていていいことがあるのかな……と思ってしまいます。毎日仕事に行き、時々飲みに行って遅く帰ってくる夫がうらやましいです。
<江原からの回答>
江原:相談者さんは疲れてしまっているのでしょう。「周りなんて気にせずに……」と言われたところで、「そうは言っても、私の毎日の大変さを分かる!?」と思ってしまうのではないでしょうか。くたびれちゃっているだけで、きっと分かってくださるとは思います。大変ですよね。あなたはよくやっていますよ。
「息子にマスクをしてもらいたいと一番思っているのは私なのに……」なんて、思う必要はありません。ときどき旦那さんに代わってもらって、あなたも飲みに行ったらどうでしょうか。あなたにはまず、癒やしが必要です。十分に癒やし終わったら、もう少ししっかりしましょう。あなたがブレていてどうするのですか。息子さんが悪いわけではないでしょう。だって過敏なのは仕方がありませんし、嫌がるのでしょう? それならば咳をしているときは、学校を休ませればいいじゃないですか。
周囲から「親が変」と言われるそうですが、他の親御さんも同じく特別支援学校の人たちなんでしょう? その人たちがそんな偏見を持っていてどうするんですか、と思ってしまいますよ。まずはあなたが子どもを守ってあげないと。だからそういうことで、グラグラ揺れてしまってはいけません。あなたが疲れてしまっているなら、それは大変なので癒してください。そこを責めるつもりはありません。
相談者さんはきっと、ノイローゼのようになってしまっているのですね。あまり良い環境ではないのかもしれません。「幸せな人は意地悪をしない」ので、「親が変」だと言っている人たちも不幸なんです。愛のない環境なのかもしれません。だから相談者さんも、息子さんや旦那さんのことを一番に考えて、あなた自身が愛に満たされた暮らしができる方法を考えるほうが良いですよ。
まして、今だけ見ていちゃダメです。人生は長いのだから、自分たちの幸せはどうしたら良いかな? ということを、旦那さんとも話し合ってください。そうすれば周りの声は気にならなくなります。人を気にしてばかりいたら生きられませんよ。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「人は愛の電池で生きています」
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6月9日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 6月17日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子