山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。3月9日(木)の放送は、「ダレハナ meets和歌山県スペシャル」と題し、和歌山県の魅力を紹介しました。
パーソナリティの山崎怜奈
◆豊かな食文化と世界遺産「高野山」
“海・山・川”と三拍子揃った環境抜群の和歌山県。さらには気候も温暖とあって、最近では“ワーケーションの聖地”としても人気を博しており、肥沃な大地と豊かな自然が育む“食”も大きな魅力です。
例えば、日本最高峰のブランドとしても名高い“紀州南高梅”。その大粒の紀州南高梅を国産はちみつでじっくりと漬け込み、国産八重桜の花びらと葉を添えた限定品「桜仕立て 桜」(勝僖梅(しょうきばい))は、この季節ならではの逸品。番組オンエア前に、試食したれなちは「おいしかった〜、上品な味わいでした」とご満悦。
地元からも愛される「勝僖梅」の季節限定品「桜仕立て 桜」
他にも、ご当地ラーメンの火付け役“和歌山ラーメン”以外にも、ミカンや柿、山椒にイチジクなど収穫量全国1位の食材が数多くあり、日高郡由良町の「数見農園」をはじめとした、数多くの農園でおいしく育てられる“はっさく”も大人気です。
発色も美しい「数見農園」で収穫された“はっさく”
そして、和歌山県と言えば「高野山」。1,200年前に弘法大師・空海が開山した真言密教の聖地です。古より熊野三山を詣でるために通った参道「熊野古道」とともに、世界遺産に認定されて来年、今年で20周年を迎えます。
熊野は神々が宿る霊場と信じられ、熊野を目指した巡礼の旅は「蟻の熊野詣」と言われるほど多くの人が訪れたそうです。「この旅こそが、日本人の旅の始まりと言われているんですよ」とれなち。熊野の雰囲気を感じてもらうために、ほら貝の音が差し込まれる一幕も。
高野山信仰の中心聖地「奥之院」。名だたる武将の墓碑が並ぶ
真言密教の世界観を感じる、壇上伽藍にそびえる「根本大塔」
熊野三山に続く参道「熊野古道」
◆アドベンチャーワールドのパンダは性格がバラバラ!?
また、先日の2月22日(水)には同県・白浜町にある動物園と水族館、遊園地が一体となった人気テーマパーク「アドベンチャーワールド」にいる3頭のジャイアントパンダが中国へ旅立ったことが大きな話題に。とはいえ、「アドベンチャーワールド」にはまだ4頭のパンダが残っています。そこで、この日は「アドベンチャーワールド」のジャイアントパンダ飼育スタッフの陣内郁佳(じんのうち・あやか)さんに電話で話を伺いました。
まずは中国へと渡ったパンダについて聞いてみると、「3頭とも堂々とした様子で旅立っていきました」と陣内さん。なかでも国内最高齢30歳のお父さんパンダ永明(えいめい)は2歳のときに来日して以来、28年間で16頭のパパになるなど繁殖に大貢献。
その一方で、とてもグルメで竹の味にうるさく、気に入らないと受け取ってくれないこともあったそうですが、陣内さんは「スタッフ泣かせの一面もありましたが、とても穏やかな性格でみんなに愛されたパンダです」と振り返ります。
そして、永明とともに旅立った桜浜(おうひん)と桃浜(とうひん)は双子ながら性格はまったく違い、桜浜はマイペースで自然体。桃浜は活発な性格で、物覚えもよく、とても個性的なパンダだったそうです。
3頭が中国に旅立ったとはいえ、アドベンチャーワールドには、まだ4頭のパンダが残っています。現在は2ヵ所の施設で育てられ、希少動物繁殖センター「PANDA LOVE」には結浜(ゆいひん)と楓浜(ふうひん)が、ブリーディングセンターには良浜(らうひん)と彩浜(さいひん)が暮らしており、「みんな今までと変わらず元気に竹を食べたり、お昼寝をしたりと、穏やかに過ごしています」と陣内さん。
ちなみに、この4頭の性格は食いしん坊や怖がりやなどバラバラで、「観察してみると面白いですよ」と話していました。
大好きな竹を食事中の楓浜(ふうひん)
さらにこの日は、2月に「アドベンチャーワールド」を訪れたという、モデルでタレントのはなさんがゲストに登場。
(左から)山崎怜奈、はなさん
日本パンダ保護協会のパンダ大使でもあるはなさん。「アドベンチャーワールド」に行ったのも永明たちにお別れを告げるためで、「ちゃんと『ありがとう』と『行ってらっしゃい』がどうしても言いたくて。その言葉がかけられて良かった!」と笑顔で話します。
また、そのときに桃浜は元気に竹を食べ、グルメの永明は好みの竹がなくて、ちょっとすねていたそうで「それがまた愛おしかった」と振り返ります。
これまでに何度も和歌山を訪れているはなさんに、和歌山の魅力を伺うと「とても広い県で、どこを切り取っても見所があり、いろいろな表情がある」と熱弁。とりわけ、パンダと同じように愛してやまない“仏像”を見るために「高野山」にもよく足を運ぶそう。
高野山の「霊宝館(れいほうかん)」には素晴らしい仏像が数多く展示されており、なかでもはなさんの推しは鎌倉時代の仏師・快慶が手がけた“孔雀明王像(くじゃくみょうおうぞう)”と“深沙大将立像(じんじゃだいしょうりつぞう)”。特に後者は大好きすぎて、霊宝館のグッズ売り場で深沙大将立像の栞(しおり)を買い、それをアイドルのブロマイドのように持ち歩いているほど。
さらには、はなさんは和歌山のおすすめグルメとして“伊勢海老鍋”を紹介。白浜町にある「珊瑚礁」というお店では、とれたての伊勢海老をさばいてお刺身、鍋、さらには雑炊で味わうことができて、「これがとにかく絶品」だと言います。
また、この日はリスナーからも和歌山に関するメッセージが続々と到着。「和歌山県は南北に長く、南部になるほど早口になる」「『井出商店』の和歌山ラーメンが有名だが『山為食堂(やまためしょくどう)』の中華そばもおすすめ」「南海高野線・九度山駅にある『くど』は、抜群においしいおにぎり屋さん」「世界遺産のなかで唯一入浴ができる『湯の峰温泉 公衆浴場・つぼ湯』がある」など、和歌山県の魅力がたくさん寄せられ、れなちからは「いいところがたくさん。いいですね……和歌山に行きたい!」と思わず心の声が漏れるれなちでした。
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聴取期限 2023年3月17日(金) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/