ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。3月11日(土)の放送は、東京スカパラダイスオーケストラのドラマー・茂木欣一(もてぎ・きんいち)さんが登場。3月15日(水)リリースのミニアルバム『JUNK or GEM』について語ってくれました。
ジョージ・ウィリアムズ、茂木欣一さん、安田レイ
◆20代アーティストのクオリティに脱帽
――ミニアルバム『JUNK or GEM』はどういった作品になりましたか?
茂木:去年の夏ぐらいからフィーチャリングボーカルで3曲ほど発表してきたんですけど、そのコラボレーションした曲やスカパラ9人で演奏している最新楽曲などを集めた、かなり攻めた感じの作品ですね。
――3人のゲストボーカルは演奏でもコラボしているんですよね?
茂木:「Free Free Free feat.幾田りら」では、幾田りらちゃんがトランペットを吹いているんですよ。あと「紋白蝶 feat.石原慎也 (Saucy Dog)」では、石原くんがチューバを、そして「青い春のエチュード feat.長屋晴子 (緑黄色社会)」では、長屋さんにトロンボーンを吹いてもらっていますね。
――参加しているアーティストはみんな20代ですね。どんな刺激を受けましたか?
茂木:とにかく歌のうまさが……令和の、20代の人たちのクオリティやスペックの高さは、ものすごいところにきているなって。それは(僕らにとって)とんでもない刺激になっているし、レコーディング中も“さらに上昇していこう”という、とてつもない向上心みたいなものを感じて、そこにも刺激を受けました。
――ゲストボーカルの3人も、スカパラのなかに入っていくのは勇気が必要だったと思います。
茂木:まあね(苦笑)。とはいえ、御三方とも本当に落ち着いていましたよ。例えば、石原慎也くんは「こういうメロディとかはどうですかね?」って提案してくれたり、皆さん本当にアイデアをたくさん出してくれたし。
メロディラインに関しても、僕らが思っている以上に歌が上手なこともあって、3人の個性がさらに引き立つような、ちょっと難しいメロディラインにトライしてもらったんですけど、それも易々と飛び越えてくれましたね。
――どうして『JUNK or GEM』というタイトルになったのですか?
茂木:スカパラは多作で常に新曲を作っているので、デモ(制作途中の)音源もたくさんあるんですけど、曲ってどこに宝物が隠れているか分からないんですよ。最初はピンとこなくても、ちょっとしたリズムのアイデアや、ホーンのアイデア1つでガラッとその曲に輝きが宿る、そういう瞬間がいっぱいあるんです。
だから、“ジャンク”というかガラクタのように思えても、そこにはとんでもない宝物が眠っていたりして。きっと、それを(見つけたくて)みんなで探しに行っているんだなって、そういう気持ちですね。
次回4月1日(土)の放送は、MAZZEL(マーゼル)をゲストに迎えてお届けします。
<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00~13:55
パーソナリティ:ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/cdj/