フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
2月7日(金)の放送は、「恋人の整形」に関する相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
4年付き合っていて一緒に暮らしている彼氏がいるのですが、突然二重整形をして帰ってきました。以前から「二重にするのはどうかな?」などと言ってはいたものの、病院の予約をしていたことや、手術をすることはまったく知りませんでした。
突然、別の顔になった彼が家に帰って来たこと、私としては大好きだった一重の彼氏の顔がもう見られなくなったということが、とてもショックで泣きじゃくりました。 本人は「そんなに泣くとは思ってなかった」「中身は何も変わらないよ」と言っていますが、気持ちがしんどいです。(東京都 20代 女性 会社員)
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この相談に住吉は「両方の気持ちがわかります。(彼氏としては)自分の気になる部分を変えて、少しでも前向きな自分になれれば……という思いがあったのかもしれませんので応援したいです」とコメント。一方で「相談者さんは恋人の整形自体よりも、『自分に相談なく手術を受けてきた』ということがショックだったのかもしれませんね」と寄り添いました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆「相談してほしかった」と伝える
私は昨年夏に、クマ取りの美容整形をしました。美容整形するにあたって、きっと彼氏さんはSNSでいろいろな症例を見たり、複数のクリニックにカウンセリングに行ったりしたかもしれません。私もいろいろなクリニックの先生のSNSを毎日見ているのですが、そうしているとなんだか美容整形が日常のように感じてしまうのです。
そして、フェイスリフトやクマとりのような、皮膚を剥離して縫い合わせる大掛かりな手術と比べると、二重の手術は局所麻酔でもできる手軽なイメージを持ってしまいます。もちろん簡単なことではないのは分かるのですが……。なので、彼氏さんのなかでは「そんなに重大に捉えてない」のかもしれません。
また、二重整形にも大きく2種類あって、まぶたを糸で何点か留めるだけの「埋没」と、まぶたを切って縫い合わせる「切開」があります。前者の埋没法だと、何年かで糸が取れてしまう話をよく聞きます。もし埋没なら、一重に戻る可能性も低くないかもしれません。
今回は、美容整形の捉え方の差異によるショックが大きいと思うのですが、「相談してほしいことだった」と伝えるのがいいと思います! 整形以外にも、事前に知っておきたいことは他にもいろいろあると思います。2人のこれからのためにも 圧をかけない程度に、気持ちを伝えるといいのではないでしょうか。(東京都 30代 女性 専門職)
◆否定されてしまうのが一番つらい
二重整形経験者です。私の場合はもともと二重だったところの幅を広げただけですが、一重の方が二重にするのは、けっこう思い切った決断だと思います。手術をしたときの心境として、「かわいくなれるかな」「自分が気にしているところが解決されるかな」と、不安な気持ちがいっぱいでした。友人たちは「とてもかわいくなったね!」「素敵だよ」と褒めてくれ、今では自分のチャームポイントは目と言えるようになったくらいです。
メッセージ送られた方の彼氏さんがどういう思いで決断に至ったかはわかりかねますが、おそらく整形を否定されてしまうのが一番つらいのかな、と思います。整形って、結局誰かの物差しではなく自分の物差しなのです。自信をつけたくて、変わりたくてやることだと思います。なかなか受け入れるのに時間のかかることだとは思いますが、優しくいてあげてほしいなと思います。(東京都 20代 女性 専門職)
◆自信がついて精神的・内面的に向上してくれるかも
彼氏さんが二重整形をして自分に自信がつき、相談者さんに対して今まで以上に精神的にも内面的にも向上するならいいと思います。最終的にいろいろなパートナーの形があると思いますが、相手に対する優しさが長くお付き合いするうえで一番大事だと思います。(東京都 30代 女性 会社員)
◆本当に悩んでいることは打ち明けられないもの
主人が相談なく全身脱毛してきたことがあります。(漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公)両津勘吉のような毛むくじゃらな胸毛がセクシーで大好きだったので大ショック! 相談してくれなかったことを問いただすと、「本当に悩んでいることは相談しない。相談する前に答えは決まっている」とのことでした。本当に深刻な悩みは誰にも言えないのかも?(東京都 30代 女性 会社員)
◆「悩んで行動できない人と違って頼りになる」と考えを変えてみる
男女問わず、相談しない人は多いかも……と思いました。私は子ども3人がまだ小さいのですが、昨年、主人が私に何も言わず長年勤めてきた会社を突然退職してきました。そのとき相談してほしかったと伝えたら、「相談したら年収上がる?」と言われました(笑)。
繰り返せる転職と戻らない整形は話が大きく違いますが、周りに相談せずウジウジせず、スパッと自分のことをきちんと決め行動できる彼氏さんは、ある意味「悩んで行動しない人とは違って頼りになる」と、見方を変えてみるのはいかがでしょうか?
長い人生です。2人で過ごすうちに、いろいろなビックリすることがありますよ。たくさん周りに話して、彼氏さんの整形ネタが笑い話になりますように。(埼玉県 40代 女性 会社員)
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀