きゃりーぱみゅぱみゅがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ～Touch Your Heart～」（毎週日曜12:30～12:55）。この番組では、きゃりーが自身の趣味や興味のあることについて語ったり、いま輝いているゲストをお迎えしたりしながら、さまざまなエピソードを1冊の本に見立て、紐解いていきます。
9月3日（日）、9月10日（日）の放送では、マキシマム ザ ホルモンのナヲさんをゲストに迎えて、お届けしました。
（左から）ナヲさん、パーソナリティのきゃりーぱみゅぱみゅ
★「バンド」をテーマにクロストーク
ナヲさんとの関係について、Perfumeのあ～ちゃんやハリセンボンの近藤春菜さんを交えて「定期的に集まる仲」と話すきゃりー。つい最近も女子会で会ったばかりではあるものの、「こういうふうに1対1でいろいろなお話をするのは初めてなので楽しみ♪」と、ナヲさんとのトークを前に笑顔をのぞかせます。
そんなナヲさんとは、今回“バンド”をテーマにトークを展開。ナヲさんは、中学校時代に吹奏楽部に所属し、始めはトランペットを担当していました。中学1年生の2学期に転校し、そこでも吹奏楽部に入部したものの、弱小なうえに部員数も少なく、トランペットを希望しましたが、人数の都合でパーカッションを担当することに。
そんなきっかけでドラムを始めたものの、教えてくれる人もいなかったので、全然上手く叩けるようにならず「それがすごく悔しかった」と当時の胸中を吐露。
そんな中学時代の悔しさから「高校で軽音楽部に入って、ドラムをちゃんと教えてもらえれば叩けるようになるだろうと思って、軽音楽部がある高校を探して入学して、軽音楽部に入ったところからバンド生活が始まった感じ」と振り返ります。
ところが、高校の軽音楽部でも誰もドラムを教えてくれる人はいなくて、「結局、見よう見まねで楽譜もよく分からないまま、独学で何となくの雰囲気でやって、今がある（笑）」と笑い飛ばします。
そして、マキシマム ザ ホルモン結成のきっかけは、大学時代。大学は異なるものの、軽音サークルみたいな感じで集まって↑THE HIGH-LOWS↓（ザ・ハイロウズ）のコピーバンドをしていたときのこと。
ある日突然、ダイスケはんさんが「ゲームの曲、作ってきたわ」と言い、ベースの弾き語りのオリジナル曲を作ってきて、それを聴いたところ「かっこいいね！」と盛り上がり、バンドでオリジナル曲をやるようになり、「そのぐらいからやっと都内のライブハウスとかに出始めた」とナヲさん。
すると、ライブを観たレーベルから「CDを出さないか？」と誘いがあり、レコーディングをしたものの、「『俺、やっぱ就職するわ』ってギターとベースが脱退しちゃって。あれ？ 弟の亮（マキシマムザ亮君）ってギターが弾けるよねって。CDも出るし、亮に頼んでみようってなって」と当時のピンチを回顧。
そして、ベースはヘルプでいろいろな人にお願いして（ライブを）回していたところ、そのなかの1人であるマキシマムザ亮君の中学時代の友達が「俺の弟子を紹介するよ」と上ちゃんを連れてきたそうです。
「ベースを弾いてもらったらすごく上手で、『いいじゃん！』ってなって。しばらくサポートでやってもらっていたんだけど、『正式にメンバーとしてお願いします』となって」と現在の布陣となるまでの経緯を振り返りました。
（左から）ナヲさん、パーソナリティのきゃりーぱみゅぱみゅ
★Chapter#0 Library★
ゲストが背中を押された作品を紹介してもらうコーナーで、ナヲさんがセレクトしたのは、「バンド、ユニコーンの存在そのもの」。
というのも、ナヲさんは高校からバンド活動を始めたからこそ「なおさらそのすごさ、素晴らしさ、偉大さがより分かったというか。主に曲を作っているのは奥田民生さんなんだけど、メンバーみんなが曲を作れて、みんなが歌えて、メンバー全員のキャラがすごく立っていて、エンターテインメントそのもの。メンバー同士にしか分からないグルーヴみたいなものが、お客さんが見ていてもすごく伝わってくる。メンバーが笑っている感じ、あの空気感がすごく好きで。いまだにやっぱり“バンドってかっこいいな”と思うのは、ユニコーンかなぁ」とその魅力を力説していました。
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また、今回は夏の疲れを癒すスイーツ企画ということで、2人のおすすめスイーツをスタジオに用意。
ナヲさんのおすすめスイーツは、長野県に本店を構える「小布施堂（おぶせどう）」の「朱雀（すざく）モンブラン」。おすすめをしたものの、ナヲさん自身、食べるのは初めてで、実物を前にして「見て、このフォルム！ 夢のモンブラン、食べたかったや～つ」と大興奮。早速ひと口味わってみたナヲさんは「ん～、栗～！ おいし～い！」と声を弾ませます。
“モンブラン好き”のきゃりーは「めちゃくちゃ栗！」「洋よりも和風な感じ」とその味わいにビックリ。ナヲさんも「甘すぎず上品な甘さで、栗の香りと味が一気にぶわっと広がる感じ。中からベリーが出てきた！ 栗の甘さと甘酸っぱい感じのベリーがちょうどいい。下のタルトも超おいしいんだけど！」とご満悦の様子。
続いて、きゃりーがおすすめスイーツとして紹介したのは、東京・代々木八幡にある「あいと電氣餅店」の「いちご生大福」です。これまたおすすめしたきゃりー自身、食べたことがなく、ナヲさんと共通の友達であるPerfumeのあ～ちゃんがおすすめしていたため、この企画でチョイスしたことを明かします。
「あいと電氣餅店」の生大福といえば“賞味期限がわずか5時間”でも知られており、予約をしないと売り切れてしまうほど大人気のスイーツです。早速口に運ぶと、「ん～、何で大福のおもちがこんなにきめ細やかなの!? 何これ～！ おいし～い！」とビックリ。きゃりーもその舌触りに「ん～、何だこれ!? めちゃくちゃふわふわですね！ うわ～、おいしい！ 衝撃受けた」と驚きの声を上げていました。
ナヲさんとの2週にわたるトークを振り返り、きゃりーは「本当に今までの収録で一番長かったかもしれないぐらいいろいろなお話をしたので、どういう形でオンエアされるのかすごく楽しみ」とコメント。
スタジオで味わったスイーツについても「毎回やってもいいぐらい、スイーツを食べるのがすごく楽しかった。夏バテもあったり、ナヲさんもフェスをたくさんしていて疲れもあるなかで、甘いものを食べると、心も体も満たされますね！」と笑顔をのぞかせていました。
次回9月24日（日）のゲストは、モダンチョキチョキズの濱田マリさんです。
＜番組概要＞
番組名：CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ～Touch Your Heart～
放送日時：毎週日曜 12:30～12:55
パーソナリティ：きゃりーぱみゅぱみゅ
