yamaがパーソナリティを務めるJFN系列で放送中のラジオ番組「yama びこラジオ」。そのアフタートークが「yama びこリフレイン」として、TOKYO FM/JFNの音声サービス「AuDee(オーディー)」で配信中です。yamaの素顔やアーティストとしての本音をさらけ出していきます。7月29日(土)の配信では、YouTubeのチャンネル登録者数が100万人を超えるともらえる「金の盾」の話や、ソニー・ミュージックレーベルズの藤原慎太郎さんとの出会いについて語りました。
パーソナリティのyama
◆金の盾が手元に到着!
今年4月に登録者数100万人を突破したyamaのYouTubeチャンネル。yamaは「今さらですけれど、金の盾が届きました!」と、100万人を達成したクリエイターに送られる記念品の「金の盾」を受け取ったことを報告しました。
yama:100万人を突破したのはちょっと前で、そのときにSNSで「ありがとうございます」ということはお伝えしましたが、「金の盾ってどうやって申請するんだろう? まあ、いっか」ってそのままにしていたんです。
しばらくして、YouTubeにログインして管理画面を立ち上げたときに、ポップアップみたいに別画面が出てきて「100万人突破したので、これを申請したらもらえますよ」みたいなお知らせが出てきて。それを押したら金の盾を申請できるみたいで、いろいろと入力して送ったらすぐに届きました。
1週間経つか経たないかぐらいですぐに届いて、これがデカい、本当にデカくて重いんです。最初はそのことをすっかり忘れていて、家に突然大きな荷物が届いたので「なにこれ? 怖い怖い」と思って開けたら金の盾で「うわあ……」という感じでした。本当にうれしかったです。ありがとうございます。
yamaは「実は1個気になっていることがある」と、登録者10万人に到達するともらえる「銀の盾」の申請がまだできていないことを明かしました。
yama:どこから申請したらいいのかよくわからなくて。だから金の盾だけ手元にある状態なんですけど。「もし金の盾を先にもらったら、銀の盾はもらえませんよ」みたいなルールだったらどうしようと思って。ちゃんと銀、金と(順番に)もらわないといけなかったらどうしようとか、いろいろ考えています。どうしたらいいんですかね? 銀の盾もください(笑)。
流れで、YouTubeチャンネルを設立した当初についても回想します。登録者数0人のころは「歌は好きだけど誰も自分に興味ないだろうなって思っていたし、それでも何かを残すことで誰かに届いて、1回でも自分の歌を聴いてくれたらいいな」という軽い気持ちで始めたと振り返ります。
yama:最初は再生回数100回とかでした。100回、200回で本当にちょっとずつ増えていって「あ、400回、500回超えた」とか思って。「あ、1,000回超えた」「3,000回超えたよ」とかうれしくて。その徐々に増えていく感覚とかを思い出しましたね。
◆ソニー・藤原さんとの運命の出会い
チャンネル登録者数が4万人を超えるか超えないかのタイミングで、ソニー・ミュージックレーベルズの藤原慎太郎さんから声をかけられたと言います。「4万って数字としては大きいですけれど、音楽を仕事にしていくとなると厳しい数字です」と、当時のことを振り返ります。
yama:ライブとかもやっていないから、自分の存在が認知されようがないんですよ。そんなタイミングで声をかけられて「いやいや、本当か?」とか思って。「そんな興味ないでしょ、自分に」って。当時はすごくとがっていたので、本当にソニーの人間かどうかもわからないから、慎太郎さんに「名刺を送ってください」とか言っていたし(笑)。
でも、実際に田舎まで会いに来てくれたんです。藤原さんと話していても本当に人見知りだったから、なにも話せなくて。「なにを聴いてきたの?」とか聞かれても「この人に言ってもわかってもらえるわけないし」とか思って(笑)。適当に「ボカロっすね」って、本当は好きな曲がいっぱいあるのに「わからねえだろうな」と思って、あえて言わなかったりしましたね。
「でも、この人がせっかく興味を持ってくれているなら、信じてやってみよう」という思いで、1年でチャンネル登録者数10万人を超えることを目標に、本格的に活動を始めたそうです。
yama:自分が本当に好きな曲のカバーをしたり、「これをやったらちょっと注目してもらえるかな」とかいろいろ考えながらやったけど、やっぱり難しくて。カバーって難しいんですよね。特にボーカロイド曲のカバーは、そのときに流行っている曲を都度やっていけば(観ている人も)着実に増えると思うんですけど、それは絶対にやりたくなくて。
自分が好きな曲をどうしてもやりたかったんですけど、伸び悩んでいたんですよね。結局「10万人いかなかったね」ってなって「本当にオリジナルの曲をやりたい気持ちがあるんだったら、今やろうよ」と。「もしかしたら多くの人に聴かれないかもしれないけど、1回きちんと形にして1曲はオリジナル楽曲として出そうよ」となって。くじらくんと関わりがあったので「1曲目のオリジナル曲をどうか書いてくれませんか」とお願いしたら、すぐに「いいですよ、書きます」って返事がきて、「春を告げる」が生まれました。
「春を告げる」の公開後、登録者数はすぐに10万人を達成し、そこからはどんどんと数字が伸びていきました。
yama:20、30、40、50万とどんどん積み上げていって、ようやく100万人到達ですよ。だから本当に感慨深い。0人のときから100万人のときまで自分は本当に覚えているし、0人のときにいたファンの人たちのコメントも覚えているし、それまでの過程とかもすごく覚えている。
もちろん離れていく子もいるし、メジャーに入ってどんどん(ファンの)入れ替わりがあるのは当たり前ですから。100万人になったいま、もしかしたらその先もあるわけで、その先でいつか昔聴いていた人が戻ってきたりするかもしれない。また、新しい人が自分のことを知ってくれて、いろいろな人に音楽が届いていけばいいなと思っている。
だからそのときどきで、その人に自分の音楽がフィットすればいいなと思っている。変に「ファンの人に向けて」とか、「こういうことを求められているからこうしよう」という楽曲制作もよくないと思うから、自分は自分で自分のことを歌い続けるので、これからもそれがそのとき、その人にフィットすればいいなと思っています。
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<番組情報>
番組名:yamaびこリフレイン」
配信日時:毎週土曜配信
パーソナリティ:yama