ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。1月21日(土)の放送は、back numberの清水依与吏さん(Vo.&Gt.)、小島和也さん(Ba.)、栗原寿さん(Dr.)が登場。小島さんが初めて買ったCD、さらには1月17日(火)にリリースしたニューアルバム『ユーモア』について語ってくれました。
(左から)ジョージ・ウィリアムズ、栗原寿さん、清水依与吏さん、小島和也さん、安田レイ
◆back number小島が初めて買ったCD
――小島さんが初めて買ったCDは何ですか?
小島:LUNA SEAの『MOTHER』というアルバムですね。
――それは何歳の頃ですか?
小島:(買ったのが)小学3年生か4年生の頃です。当時の新曲だった「ROSIER」を聴いたときに“この音楽はなんだ!? カッコイイ!”と、今まで聴いたことのない音楽だったので衝撃を受けて、すぐ親に『CDショップに連れて行ってくれ!』と言って買いに行きました。
でも、「ROSIER」が入っているアルバムがまだリリースされておらず、そのときの最新アルバムが『EDEN』だったんですけど、これを買うべきか『MOTHER』を買うべきかで悩んで、最終的に(リリースされるのを)待って、『MOTHER』を買いました。
――小学3年生で待てたんですね、すごい。
小島:苦渋の決断でしたね。『EDEN』というアルバムには、まだ聴いたことのない曲しかなかったので、それじゃなくっていう……。
◆アルバム『ユーモア』に込められた想い
――ニューアルバム『ユーモア』がリリースされたばかりですが、反響はありましたか?
小島:(SNSで)リプライをいただいたり、(アルバムリリースが)約4年ぶりだったりするので「待っていました!」という声もたくさんいただいたりして、すごくうれしいですね。
――前作から今作までの4年間は、どんな時間でしたか?
清水:当然、僕らにも暮らしがあって、みなさんがしんどいと思っているときは、(僕らも)きっとしんどかったというか。そういうものプラス、年齢的にも30代後半になってくると難しい判断も増えてきたり、音楽以外の葛藤もたくさんありながら、そのときどきで全力を尽くしてきたなかで、結局“ユーモアがないと生きていけない”と思ったんですよね。
個人的には、むしろ足りないと思っていたので、ユーモアを掲げてアルバムを作りたいと。しかも、3年前のけっこう早い段階にそう思っていたので、そこにちゃんと向き合いながら、でも1曲1曲大切に作れたかなと思います。
――“ユーモア”を意識したきっかけみたいなものはあったのですか?
清水:“やさしさ”が一番重要だと思っていたんですけど、じゃあ“やさしさってどこからくるんだ? 結局それは何だろう?”って考えたときに、自分が相手のことを大事に思ったり“好きだな”と感じているから、その人に“やさしくしたい”とか“ユーモアを持って接したい”って思うのかなと。だから、ユーモアにしてもやさしさにしても、相手のおかげで宿るものだから、そのことをテーマにして楽曲制作するのが良いのかな、っていう感じですかね。
◆朝ドラ主題歌が「アイラブユー」に決まった理由
――収録曲「アイラブユー」はNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の主題歌となっていますが、話をもらったときはどう感じましたか?
清水:うれしかったですね。僕らとしては“いつかはやってみたい”というか、そんな具体的に思い描いていたわけじゃないですけど、“いつかやれたらねぇ~”みたいに思っていたところに(お話をいただいて)“本当にできるんですか!?”みたいな感じでした。
――実際に、自分たちの楽曲が毎日のようにテレビから流れるのはいかがですか?
清水:個人的には「秘密のキス」という曲と「アイラブユー」のどっちの曲をドラマサイドの方にお聴かせしようかずっと迷っていたんですよ。そうしたら、(小島)和也も(栗原)寿も“「アイラブユー」のメロディのほうが合うんじゃないか?”って言っていたので、「じゃあ2人が言うなら」ということで(笑)。
小島&栗原:(苦笑)。
清水:それで、実際に(テレビから)流れてきたときに、自分で聴いても“こっちだな”って思ったので、和也と寿はすごいなって感じでしたね。良かったです(笑)。
栗原:良かった良かった(笑)。
次回2月4日(土)の放送は、ケツメイシの大蔵さんをゲストに迎えてお届けします。どうぞお楽しみに!
<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00~13:55
パーソナリティ:ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/cdj/