結婚相談所で10年ぶりにできた恋人…「普通に好き」くらいでも交際は続けるべき？ 悩む相談者に“人生の先輩”がアドバイス

フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」（毎週月曜～金曜 9:00～11:00）。毎週金曜日に放送しているコーナー「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
1月26日（金）の放送は、「結婚相談所を介しての交際」に関する相談を紹介しました。

※写真はイメージです

＜リスナーの相談＞
今月頭に、10年ぶりくらいに恋人ができました。結婚相談所を介しての出会いだったのですが、昨年夏くらいから食事や映画に行くなど定期的に会っていて、今月告白をされてお付き合いすることになりました。

嫌いではないのでOKしたのですが、今のところ「めちゃくちゃ好き！」というわけでもありません。「普通に好き」くらいです。

出会い方や年齢もあるので、結婚を見据えてのお付き合いになるかと思いますが、こんな心境で付き合い続けてもいいものでしょうか？ もし、私と似たような状態でお付き合い・結婚された方がいらっしゃったら、ぜひお話を聞きたいです。（東京都 30代前半 女性 会社員）

この相談にパーソナリティの住吉は、「『この人は“普通に好き”ぐらいだから、関わらなくてもいっか』と一歩引いてしまうと、何か発展することもなくなってしまいます」とコメント。

相手への思いが「嫌い」ではないことが重要だと感じた住吉は、「すごく好きな人でも、すごく嫌いなところがあると『無理……』ってなるときがあると思うんです。1つだけでも、人としてリスペクトできるところがあると気持ちが続く気がします」とアドバイスを送りました。

パーソナリティの住吉美紀

――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。

◆愛着や愛情が湧いてくる相手か考える
私も相談所で婚活中のものです。婚活でよく聞く結婚の決め手で「嫌なところがない」というものがあり、質問者さんの状況はそれに近いのかな、と感じました。ですが、それだけで結婚を決めていいのか悩んでしまいますよね。

「本当にこの人でいいのか」と決断するために私が最近考えているのは、愛情があとから付いてくるお相手かどうかです。意見が食い違っても歩み寄ってくれる姿勢がある、真面目な話に真剣に向き合ってくれる、といった安心感があるお相手なら、結婚に向けたさまざまな準備を一緒におこなうなかで愛着や穏やかな愛情が湧いてくることもあると感じています。

うまい答えになっていませんが、今のお相手と続けるにしても、そうでないにしても、質問者さんにとって何か考えるきっかけになれましたら幸いです。（埼玉県 20代後半 男性 会社員）

◆好きすぎると冷静を欠く可能性も
「大好き」「好き」「普通に好き」「普通」「嫌い」「興味なし」と並べてみると、「普通に好き」ってわりと上位だからいいと思います。

考え方を変えると、大好きすぎると、冷静に相手を見られなくなるかもしれません。自分もよく見られたくて自分らしくいられない、なんていうこともあるかと思います。「普通に好き」は、自然体で自分らしくいられると考えると、ありだなって思います！（千葉県 30代後半 男性 会社員）

◆交際を重ねていくことで変わることもある
私は結婚相談所で知り合った方とお付き合いしている34歳会社員です。

私も最初「気が合うかな」位の気持ちでお付き合いを始めましたが、4ヵ月経った今、暇があればお相手のことを考えるくらい好きになっています。

交際に進まないと分からないことがたくさんあるので積極的に交際していくといいと思いますよ。お互いに頑張りましょう！（千葉県 30代前半 男性 会社員）

◆居心地のよさが結婚の決め手に
私も23歳のときに、社会科見学のような感覚で参加した婚活パーティーで夫と出会いました。

パーティーの最後でマッチングのための投票をするのですが、なんとなく番号を書いてみたらカップル成立となり。「結婚なんか考えてないんだけど！」と思いつつ、連絡先を交換。何度か会っていましたが、相手が本気で結婚を考えているなら、相手のためにも早くご辞退申し上げねば、なんて考えていました。しかし、一緒にいて楽だし、自分らしくいられるし居心地いいのかもと、交際することになりました。そこから2年半交際し、結婚しましたよ。

着飾らず自分らしくいられたのが一番の決め手です。ご相談者様も、もう少し様子を見てもいいかもですよ？（東京都 30代後半 女性 パート/アルバイト）

＜番組概要＞
番組名：Blue Ocean
放送日時：毎週月曜～金曜9:00～11:00
パーソナリティ：住吉美紀