スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。人生に前向きになる力を与えてくれる“ことば”を大切にしている江原が、現代社会でさまざまな物事に直面している人たちに温かいメッセージを届けます。今回の放送は、リスナーから届いた「スピリチュアルな話」に関するメールを紹介しました。
江原啓之
◆あれは「魂」だったのでしょうか?
昨年主人が43歳で亡くなりました。半年の闘病生活でした。このご時世、面会もできず、主人も私たち家族も何とか乗り越えようと頑張っていました。
危篤の知らせを受けて病院に駆けつけて、私は「まだ息をしている」と思って主人に話しかけました。そのときです。主人の口のなかから白い靄というか、息なのか、ぽわんとしたものが出ていきました。そのときは、まだ生きているのだと思っていたので別に気にしなかったのですが、その直後に看護師さんから「亡くなっています」と言われて号泣してしまいました。
この話をみんなにすると「魂だ」と言われますが、本当のところはなんだったのでしょうか? 私はまったく霊感がないので、普段、何かが見えたり感じたりすることはありません。また、亡くなった人がそばにいるときに、その人を感じる方法なんてあるのでしょうか?
話は変わりますが、高校生になった息子が学校で嫌がらせを受けていたようです。そういうときに、「主人は助けてはくれないのかな……」などと考えてしまいます。亡くなった人に依存しているとも言われそうですが、主人の死を受け入れているようで、なかなか受け入れられず、一歩進んで二歩下がっている状態です。主人が何を思っていたのかと考えてしまいます。
◆江原からの“ことば”
気持ちはよくわかります。口から出たものは魂ですね。エクトプラズム。人は臨終したからといって、必ずしもがすぐに向こうに行ってしまっているとは限らない。あなたが来るのを待っていたのだと思う。それで口からプワッと抜けていったんだと思います。あなたは、それを見たのではないでしょうか。それを見ただけでご主人を感じ取れますよね。
また、息子さんが学校で嫌がらせを受けていて、いろいろと助けてくれないのか……ということですが、(ご主人も「助けてあげたい」という)そういう気持ちはあると思いますよ。見守っているということですよね。側にいるよりも、離れているほうが、なかなかつらいものだと思います。だから(ご主人の)その気持ちを汲んであげて欲しいです。
◆江原啓之 今宵の格言
「あなたは『あの世の歩き方』を知っていますか?」
「あの世を知らずして、あの世へは行けません」
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/oto/