TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、コント赤信号・渡辺正行さんとダチョウ倶楽部・肥後克広さん。ここでは、肥後さんがダチョウ倶楽部の結成秘話を明かしました。
▶▶この日の放送内容を「AuDee(オーディー)」でチェック!
(左から)肥後克広さん、渡辺正行さん
◆ダチョウ倶楽部の意外な結成秘話
渡辺:ダチョウ倶楽部はどうやって組んだの?
肥後:渡辺さんが「関東にあるお笑いの劇場は吉本(興業)さんしかないから、ライブハウスで『ラ・ママ新人コント大会』(以下:ラ・ママ)をやる」って言ったんですよ。でも当時、ライブハウスでコントネタをやるなんて……。
渡辺:若い芸人が、若い子の前でやる場所がなかったよね。
肥後:それを渡辺さんが作るって言ったの。それで、「今、若い芸人を集めているから、お前も出ろよ」って言ってくれて。僕は一応(渡辺さんの)兄弟弟子だから、兄さんの言うことは何でも「はい!」って言うんですけど、ここが肥後ちゃんのかっこいいところで、「はい」って言いながら全部記憶からなくしていくんですよ(笑)。
渡辺:カッコよくないじゃん(笑)。でも当時は別に(コンビを)組んでいなかったもんね。
肥後:組んでいないし、記憶にもないです。そうしたら、本当に運命的な出会いがあって、新宿歌舞伎町で映画館がたくさんあった通りを歩いていたら、映画館から渡辺さんが出てきて、「お~! 肥後、いよいよ今週だぞ」みたいなことを言われたんですよ。
渡辺:「ラ・ママ」がね。
肥後:「ネタはできたのか?」って言われたけど、僕はそのライブの話を全部消去していたから「はい? 何の話ですか?」って返したら、歌舞伎町の路上で「無責任だ!」「今からメンバーを集めてもいいし、1人でもいいから絶対に出ろ!」って鬼のように怒られて。
渡辺:うん。
肥後:それで“ヤバい”ってなって、いろんな人に声をかけて連絡がついたのが、南部(虎弾)、上島(竜兵)、寺門(ジモン)だったんです。その3人に「1回でいいから! 渡辺さんがすごく怒ってるから!」ってお願いして、結局4人でネタをやったら、それがウケたんですよ。
それで、ラ・ママを毎月やるという話になって「(渡辺さんから)来月はどうする?」って聞かれたから「じゃあ来月も(お願いします)」と言って……そして、今日に至るという。
渡辺:へぇ~!
肥後:だから、あのとき新宿歌舞伎町で(渡辺さんと)出会わなかったら、僕はライブに行かなかったです。
渡辺:マジか……すごい運命だね。映画館の前で出会っていなかったら、ダチョウ倶楽部はなかったかもしれないってこと?
肥後:何もなかったです。
渡辺:うわぁ! もう一瞬の出会いだね。
肥後:すごいっすよね!
▶▶渡辺正行が腹が立ったダチョウ倶楽部のコントとは!? 続きは「AuDee(オーディー)」で!
<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/speakeasy/
番組公式X:@TokyoSpeakeasy