TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、「あっぱれさんま大先生」第1期メンバーだった内山信二さんと、山崎裕太さん。ここでは、「自分の子どもを子役にしたいか?」という議題で盛り上がりました。
(左から)山崎裕太さん、内山信二さん
◆「自分の子どもを子役にしたい?」
内山:俺、結婚してから「やっぱり自分の子どもは子役にしたいですか?」ってすごい聞かれるの。裕太は?
山崎:絶対にやだ!
内山:やっぱ、そうだよなぁ!
山崎:うち、弟も妹もいるじゃん。弟なんか俺が憧れというか、ずっと「兄貴、兄貴」って感じだったけど、「この仕事は絶対にやるなよ」ってずっと言っていたの。
内山:そうなんだ!?
山崎:そう。俺がサッカーをやっていたら弟もサッカーをやっていたし、俺がバンドをやっていたときは弟もバンドをやったりしていたけど、やっぱり芸能だけはやらなかったもんな。俺が「絶対にやめろ」「そんなところを目指すな」みたいなことを言っていたから、妹なんかまったく興味ないですよ。妹は逆に普通にミーハーになっちゃった。
内山:いちファンというか?
山崎:いちファンになっちゃった。「ねえねえ、山Pと会う!?」とかさ。
内山:あはは(笑)!
山崎:一応、気を遣ってくれて「サインもらってきて」とかはさすがに言わないんだけどね。
内山:「いいなぁ~」ぐらいでね(笑)。弟や妹でも「絶対させない!」ってぐらいだから、自分の息子・娘だったらさせないよね。
山崎:俺はいやだけどね。本人が俺を見て「やりたい」って言うのであれば、もう仕方がないな~とは思うけど、俺らみたいに(親が)やらせるっていうのはないわ。
内山:俺は聞かれると、基本的には「やってほしくない」って言うのね。たださ、あまりにも否定しすぎちゃうと、すごく悪い世界に思われちゃうから(笑)。
山崎:そりゃそうだよね。
内山:だけど俺も裕太もさ、やっぱり親に勝手に入れられた側じゃん? 自分から「やりたい」って言ってやっていたわけじゃないから。でもさ、お互い44歳と43歳になって、いま感謝しているところってない?
山崎:もちろんあるよ。もしかしたらもう辞めていた可能性もあったけど、偶然うまくいっていただけであって。
内山:うん。
山崎:だから、本人が「やりたい!」って思っていないのにこうなった珍しい例だから、「子役をやらせてみよう!」ってなると、そうは簡単にはいかないわけよ。まず二世っていうレッテルからのスタートだし。
内山:あ~、そうね。
山崎:世間もまず、「どんなもんじゃ?」って思って見るわけだし、業界の人たちも俺らありきの使い方をする。
内山:「できて当たり前」みたいなところから始まるからね。
山崎:「二世なんですよね?」とか、それってかわいそうすぎるじゃん。だからやっぱり、俺はいやかな。
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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜25:00~26:00
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/speakeasy/
番組公式X:@TokyoSpeakeasy