乃木坂46の山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」。3月22日(火)の放送は、タレントのぺえさんが登場。「前向きでなくとも構わない」など、ぺえさんならではの持論を披露しました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、ぺえさん
ぺえさんはジェンダーフリーのショップ店員として話題になったことをきっかけに、テレビやラジオで注目の存在に。同局のラジオ番組
「SCHOOL OF LOCK!」の5代目教頭として、リスナーに寄り添う姿勢が共感を呼んでいます。
ぺえさんは、「社会ではみんなが前に進もうと必死。前向きが正義でしょう。でも人それぞれ歩幅が違う。当たり前を受け入れていたらつまらない人間になるし、つまらない世の中になる。そう思って発信している」と話します。
そんな、今一番悩みを相談したいカリスマの言葉をまとめた、ぺえさん初のエッセイ本「退屈の愛し方」(KADOKAWA)が、3月22日(火)に発売されたばかり。れなちがタイトルを決めた理由を聞くと、ぺえさんは「私は退屈な人生になってからのほうが楽しくなった。暇な自分を愛することができれば、本当の自分を愛せるというメッセージを込めた」と答えました。
れなちからのもうひとつの質問は、本のなかに「続けるのも大事だが、向いていないことに見切りをつけるのも大事」と記されていたことから、「見切りをつける基準は?」というもの。ぺえさんは「目の前の物事に対して、自分の心が光っているかどうか。自分に期待するのも人生、期待しないのも人生。自分に期待するのもいいけど、期待しないのも自分を守る方法」と論じます。
一方で、世の中には「“自己肯定感”を鼓舞するコンテンツが多すぎる」とも。「世界的には戦争も起きていて、世の中も不景気。暗いのに、“明るく自己肯定感を持って頑張りましょう”なんて、私は人々を苦しめる言葉でしかないと思う。今、自分をどう愛していくか、そこだけでいい。だらけていてもいい。自分を愛せれば」と力を込めます。
ぺえさんの言葉の数々、そして“決して前向きじゃなくてもいい”という考え方に、れなちは「自分だけで考えていると、ドツボにハマって深掘りしていってしまいそうなところを、ぺえさんは上手に引っ張ってくれるような気がした」と感じ入っていました。
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聴取期限 2022年3月30日(水) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈(乃木坂46)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/