金蔵落しの渓流(大血川渓谷入り口近く)
本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの生放送ラジオ番組「Skyrocket Company」(毎週月曜~木曜17:00~20:00)。
11月2日(木)放送の「スカロケ移住推進部」のコーナーでは、地域とのつながりかたを提案する雑誌「TURNS(ターンズ)」プロデューサーの堀口正裕さん、さらに、秩父市役所 移住相談センター 地域おこし協力隊の松本卓也(まつもと・たくや)さんをスタジオに迎えて、移住先としての「埼玉県秩父市」の魅力を伺いました。
(左から時計まわりに)堀口正裕さん、マンボウやしろ、浜崎美保、松本卓也さん
◆観光地としても魅力あふれるまち「秩父市」
秩父市は、都心から特急で約80分とアクセスが良く、キャンプ場、アウトドア、紅葉、パワースポット巡りなど、楽しめる場所がたくさんあるエリアです。また、古くから人々からの信仰の厚い神社仏閣が多く、最近は関東屈指のパワースポットとして有名な三峯(みつみね)神社、“銭神様”と呼ばれ、お金に縁深い聖(ひじり)神社などが有名で、さらに、日本三大曳山(ひきやま)祭りの1つである秩父夜祭(ちちぶよまつり)をはじめ、龍勢祭(りゅうせいまつり・通称=農民ロケット)、秩父川瀬祭(ちちぶかわせまつり)など、全国的なものから小さなものまで、1年間を通して数多くの祭りが催されています。
また、水がきれいなことから“酒どころ”としても知られ、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー、ビールなど、さまざまなお酒が造られています。
秩父市は山々に囲まれた盆地のため、さまざまなロケーションで雲海を楽しめます
◆ランニングを通じて、故郷・秩父市の素晴らしさを実感
この日、番組出演前に皇居ランニングを楽しんできたという“大のランニング好き”の松本さん。自身の出身地である秩父市にUターン移住を決意したきっかけもランニングでした。
「ランニングを通じて出会った仲間たちと、地元・秩父を観光ランしたときに、みんなが秩父のことを褒めてくれたんです。そのときに“自分のふるさとって、こんなにいいところなんだ”と改めて感じたのと同時に、“もっと秩父の良さをいろいろな人に知ってもらいたい!”“秩父に戻って、ランニングをきっかけに皆さんがつながれるような場所を作りたい”と思い、秩父に戻りました」と振り返ります。
松本卓也さん
秩父市にUターン移住し、移住相談員として活動するようになって1年になる松本さん。移住を検討している数多くの人たちの相談を受けるなかで、「移住相談センターに相談することなく、自分が働きたい(秩父の)企業に直談判で就職を決めてから、移住相談センターにどういう支援があるのかを相談しに来た方がいました。そういう熱意のある方が秩父に移住していることに衝撃を受けました」と話すと、堀口さんも「移住を考えるうえで“仕事”はすごく大切な要素」とうなずきます。
◆秩父市への移住を検討している方に…
次に、堀口さんが秩父市における仕事の選択肢や秩父市が実施している移住者への支援について伺うと、秩父市のシンボル「武甲山(ぶこうさん)」を採掘した際に取れる石灰岩を主原料としたセメント産業が、今も主要産業の1つとなっているなか、「実は、秩父市で一番多い業種は製造業で、特に精密機械の部品関連を作られている企業が多いそうです。このほか、事務職もありますし、最近は観光地としても有名になってきているので、宿泊業や飲食業も盛んになってきています」と松本さん。
移住者への支援制度については、「特に若い方向けの移住支援制度を用意しております。例えば、45歳以下の方が秩父市に転入されて、秩父市内の企業に就職・転職された場合、20万円の若者移住者就職奨励金を支給しています。秩父市は、現在働き手が不足していますので、ぜひ若い世代の方に秩父市に来ていただいて、いろいろとチャレンジしていただけたら」と期待を込めます。
改めて、秩父市に関心のある人や移住先として秩父市を検討している人に向けて、「移住する際は(職場や環境の変化など)いろいろなハードルを乗り越えての決断になるかと思います。また、移住先で新たなコミュニティに入ることもハードルの1つだと思っていますので、移住相談センターでは、そうした方々のサポートをさせていただきます」と呼びかけます。
最後に、自身がランニング好きということもあり、同市で実施しているランニングにちなんだイベントを紹介。秩父市と小鹿野町にまたがる緑豊かな公園・秩父ミューズパークでは、園内5kmのランニングやウォーキングを参加者みんなで楽しむ無料コミュニティイベント「秩父ミューズパーク parkrun(パークラン)」を毎週土曜日の朝8時に開催しています。
松本さんは、「このイベントでは、地元の方や移住されてきた方はもちろん、観光で来られた方も参加しています。そうした方々と一緒に、同じアクティビティを通じて新しいつながりが期待できるかと思います。そして、これからも移住された方と地元の方とのコミュニティをつなげる取り組みができたらと思います」と話していました。
秩父ミューズパーク(園内のイチョウ並木)
12月2日(土)、3日(日)に「秩父夜祭」が開催されます。山車を曳くことで知られる日本三大曳山祭の1つで、毎年約30万人の人が訪れる秩父市の一大イベントです。ぜひ、お越しください。
秩父夜祭の笠鉾・屋台
また、秩父市移住相談センターでは、12月23日(土)と2024年1月27日(土)に5つの市と町で合同移住相談会を開催します。海の地域や山の地域、特徴の違う市と町が移住視点でそれぞれの地域をPRします。開催場所など詳しくは、
秩父市移住サイト「暮らす秩父」
をチェックしてください。
このたび、秩父市移住相談センターの公式LINEが開設しました! ぜひ、友だち追加をお願いします。
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11月2日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年11月10日(金) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Skyrocket Company
放送日時:毎週月曜~木曜17:00~20:00
パーソナリティ:本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保