フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
5月23日(金)の放送は、「部下とのコミュニケーション」に関する相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
私は100人ほどの部下を従えているのですが、部下たちとの意思疎通に悩んでいます。上司として指針を示しても、その熱意や意図を100%伝えることは難しく、一部の部下からは不満などが出ていることを漏れ聞きます。
部署を率いる者として、いろいろ試行錯誤しているのですが、なかなかこの情熱がうまく伝わらず、モヤモヤが絶えません。意見をぶつけ合って議論し、ブラッシュアップするのも私としてはウェルカムなのですが、部下たちはあまり意見を上げてきません。私が“意見しにくい雰囲気”を出しているのかもしれません。組織を率いるのは難しいことです。どうしたらいいでしょうか?(40代 男性)
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数人の部下であっても同じ熱量で行動を共にするのは困難なことです。パーソナリティの住吉は「100人の部下って大変ですよね。きっと、多くの中間管理職の方々が共感していると思います」と慮ります。
「経営者のトップに立つ方も心を込めて対応をしていても、なかなか思いが伝わらないケースもあるのではないでしょうか」とコメントし、その他のリスナーにアドバイスを呼びかけました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆“機動力のある人材”との関係性を良好に
私も以前、会社で年下の部下や同僚との意思疎通に苦労しました。部下の数が多くなれば、その全員と意思疎通を図るのは難しくなります。また、全員からいい印象を持たれることは困難なので、みんなとフラットなやり取りをするのは無理があると思います。
会社のポリシーや中期計画を示しても、なかなか士気が上がらない現実もあります。そんなときに有効だと感じるのは、多くの部下のなかで「機動力のある人材」をピックアップすることです。その人たちと打ち合わせを重ね、ご自分の目指す方向を理解してもらい、共感を得てもらいます。その人たちが他の人を巻き込んで、いろいろな業務をしてもらうように仕向けるイメージです。
また、時にはそのような人材の方々を持ち上げて、部下から信頼感を得てもらうようにしましょう。そうすれば、ご自身の部下からの評判が芳しくない状況にあっても、いずれ大丈夫になっていきます。ご参考になれば。(東京都 50代後半 男性 技能/作業職)
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5月23日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年5月31日(土) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀