手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「防災 FRONT LINE」(毎週土曜 8:25~8:30)。9月6日(土)の放送では、「家族で学べる防災」について取り上げました。
※写真はイメージです
9月は防災月間です。都内でも、さまざまな場所で防災イベントが開催されていますが、8月31日(日)と9月1日(月)では、東京駅に直結しているKITTE(キッテ)内で、株式会社オープンハウスグループと日本郵便株式会社の共催による防災イベント「親子で見て触って学べる! 防災2DAYSひろば」がおこなわれました。
このイベントでは9つの企業と自治体がブースを出展し、地震の揺れを体験できたり、ゲームで消火体験ができるなど、“親子で楽しみながら学べる”をコンセプトにしていて、会場は多くの家族連れで賑わいました。
会場を訪れていた親御さんは「こんなに楽しみながら学べて、いろんなことが体験できるのは、子どもにとっても良かったんじゃないかと思います」と感想を口にします。ブースを体験した子どもからも「機械で消防車から炎を消すやつが一番面白かった!」といった声がありました。
今回の防災イベントを企画した株式会社オープンハウスグループ コミュニケーションデザイン本部 広報PRの小林裕加里さんは、開催の意図について「弊社は戸建て関連事業を展開しておりまして、地震の揺れを軽減する制振ダンパーの設置やセットバックによって、緊急車両が通れる道幅を確保することで、まち全体の防災性やレジリエンスの向上に寄与しております。今回のイベントを通して、ハード面だけでなく防災知識の向上などを図ることで、ソフト面からも、お客さまが安心して住み続けられるまちの活力向上を目指すべく企画させていただきました」と説明。
続けて「さまざまな業界の企業が集結して開催することで、防災における保管や住まい、飲料、食事、通信、情報機器などについて、さまざまな角度からワンストップで知っていただける場になっています」と補足します。
また、オープンハウスのブースでは、どんなことが体験できたのかというと、「主に2つありまして、1つ目は地震体験装置、あともう1つが給水袋の配布です。地震体験装置については、制振装置を住宅に設置することで、地震などの揺れを吸収して、住宅に加わるダメージを軽減してくれますが、弊社の展示ブースでは、震度1~5の揺れに対して、制振装置がある場合とない場合の揺れを比較できるようになっているので、制振装置の効果を分かりやすく実感いただけるかなと思っております」と解説しました。
このイベントには、ほかにも災害時に必要な防災備蓄について考えるブースや、防災アプリについて学ぶブース、防災食や災害対応の自動販売機について知るブース、自分のおうちを工作しながら避難について考えるブースなどがありました。
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<番組概要>
番組名:防災 FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25~8:30
パーソナリティ:手島千尋