アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FMのラジオ番組「坂本美雨のディアフレンズ」(毎週月曜~木曜11:00~11:30)。4月3日(月)の放送は、ミュージシャン・宇都宮隆さんがゲストに登場。小室哲哉さん、木根尚登さんの3人で構成される音楽ユニット・TM NETWORKや、ソロ30周年ツアー「LIVE UTSU BAR TOUR 2023『それゆけ歌酔曲!!』ギア-レイワ5」などについて語ってくれました。
宇都宮隆さん、坂本美雨
TM NETWORKとしては去年、再起動後初となる 7年ぶりのリアルライブツアーを開催。4月からは「ソロ30周年記念 LIVE UTSU BAR TOUR 2023『それゆけ歌酔曲!!』ギア-レイワ5」をスタートしています。2015年から始まった歌謡曲と洋楽をマッシュアップしたカバーを中心に構成したライブ。メンバーは野村義男さん(Ba)、松尾和博さん(Gt)、nishi-kenさん(Key)です。
◆やっぱり歌謡曲はいい
坂本:歌謡曲というものを(昔から)聴いてこられたんですか?
宇都宮:はい。若いときからずっと聴いていて、自分が音楽の道に行った瞬間から敵になりました(笑)。
坂本:(笑)。
宇都宮:特にTMが売れ出したときからは敵です。「あそこに勝たないと」って思っちゃうぐらいじゃないと、ということで。それでしばらく経って落ち着いた年齢になってくると「やっぱりいいよな」って(笑)。
坂本:やっぱりルーツなんですね。
◆歌謡曲×洋楽マッシュアップのカバー企画
坂本:(現在開催中の)30周年ツアーは、「LIVE UTSU BAR TOUR それゆけ歌酔曲!!」というシリーズで2015年からスタートしているので、今年で9年目になります。
宇都宮:長いですね。
坂本:歌謡曲と洋楽をマッシュアップしたカバーを中心に構成されています。これまでのラインナップが手元にあるのですが、沢田研二さんの「TOKIO」×ヴァン・ヘイレンの「Jump」、奥村チヨさんの「恋の奴隷」×ジンギスカンの「ジンギスカン」、去年は松原みきさんの「真夜中のドア」×アバの「Dancing Queen」でした。
宇都宮:もうバッチリでした。
坂本:大変だとは思いますが、楽しそうです。
宇都宮:大変だけど、作っているときは面白いですね。「これとこれがうまく合体した!」みたいな。でも、そこに持っていくまでに、すごく考えないといけないのが大変です。
坂本:それは、たまたま耳に留まった曲のなかから探していくんですか?
宇都宮:今までずっといろいろな音楽を聴いてきているので、たまに自分のなかの引き出しが開いたりすると「これ、合うかも?」という感じですね。
坂本:このライブは、さまざまな権利関係があって音源としてはまだ残せないという。今年も本当に「来ないとわからないよ」というツアーですね。
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宇都宮さんのソロ30周年ツアー「LIVE UTSU BAR TOUR 2023『それゆけ歌酔曲!!』ギア-レイワ5」の詳細は、公式Webサイトをご確認ください。
5月1日週のゲストは、1日(月)SUPERNOVA・ソンジェさん、2日(火)岩崎宏美さん、3日(水・祝)BE:FIRST MANATO&LEOさん、4日(木・祝)江口洋介さんです。
<番組概要>
番組名:坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週月曜~木曜11:00~11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/dear/