木村拓哉＆アンミカ「泣きたいときは、泣いていい」ネガティブな自分が嫌になる…10代の悩みにアドバイス

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMのラジオ番組「木村拓哉 Flow」（毎週日曜 11:30～11:55）。4月のマンスリーゲストは、モデルでタレントのアンミカさんです。4月23日（日）の放送では、リスナーから寄せられたメッセージに答えました。



＜リスナーからのメッセージ＞
私の抱えている悩みについてお言葉をいただきたく、メッセージを送らせていただきます。私は今、行きたかった学校で素敵な友達に出会って、充実した青春を送っています。

その反面、家庭内のことでうまくいっていないことがあり、悩んでいます。自分の力では解決できないようなこともあって、1人で苦しくなってしまうときもあります。

どんどん不安になってしまったり、無性に泣きたくなってしまったりするとき、すべてのことが怖く感じてしまうんです。私は基本ポジティブシンキングなので、そうやってネガティブになっていく自分もすごく嫌になってしまいます。

木村さんはどうやって自分を奮い立たせていますか？ すごく泣きたくなるとき、どうしていますか？（15歳 女性）

そんなリスナーからの相談に、アンミカさんは開口一番「自分の感情に素直になって、泣きたいときは泣く」とアドバイスを送ります。

「“泣く”という感情は、“自分に戻る”というか。自分の感情が“悲しい”“泣きたい”っていうときは放出して、“怒りたい”っていうときだけコントロールするようにしている」と言います。

アンミカさんいわく、“怒り”の感情は人を傷つけてしまったり、後々すごく後悔することが多いそうで「自分をコントロールする自己管理能力が必要」と説明。一方で、「“泣きたい”っていう気持ちのときに泣かないと、自分を傷つけることがすごく多くなる」と話します。

自分を傷つけないためにも、アンミカさん自身も、泣きたいときには泣くようにしていると言い、「我慢すると感情のはけ口がなくなって、泣き損ねた感情だけが置いていかれて、我慢する癖がつくことがある」とコメント。

続けて「泣いても自分に負けるわけじゃないし、人生に負けるわけじゃない。誰にも負けない。泣いた顔を見られて心配されてもいいんです。だから泣いてほしい」と寄り添います。

アンミカさんの言葉を聞いた木村も「みんな、“泣くこと”に『マイナスイメージを持ちなのでは？』って思うんです。僕は、笑うこともいいことだと思うし、泣くこともいいことだと思う。人の感情のゴールの先に、笑うことも、泣くこともあると思うんですよ。だから僕もミカさんの意見に賛成で同意見。もし泣きたくなったら、泣くのは全然悪いことじゃない。泣いている“クライング（crying）さん”の横には、“スマイル（smile）さん”もいるから」とアドバイスを送りました。

次回の放送は4月30日（日）です。

＜番組概要＞
番組名：木村拓哉 Flow
放送日時：毎週日曜 11:30～11:55
パーソナリティ：木村拓哉
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/flow/