モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜6:00~9:00)。
「NEW TREND ONE」のコーナーでは、今、新しい生活の中で注目されているアイテム・企業・人物などにフォーカスします。
10月23日(月)の放送では、福井県が開発した新しいブランド米「いちほまれ」に注目!
その魅力を福井県知事の杉本達治さんに伺いました。
(左から)パーソナリティのユージ、福井県知事の杉本達治さん
◆6年の歳月をかけて開発した「いちほまれ」とは?
お米の消費量は1963年度をピークに減少傾向が続き、いまやピーク時の半分以下ともいわれています。そのようななか、2010年頃から全国の自治体で「自分たちの県で作られたお米をブランド化しよう!」という動きが活発化。おいしいブランド米が全国に広がることで、米の消費拡大につながると期待されています。
そうした地域のブランド米のなかで、いま注目されているのが、福井県が作ったブランド米「いちほまれ」です。今回は、福井県知事の杉本達治さんに、「いちほまれ」が人気の理由について話を伺いました。
日本で多く栽培されているお米の品種「コシヒカリ」。実は、福井県の農業試験場で開発されて全国に広がったブランド米です。そんな“コシヒカリ発祥の地”福井県が、「さらに美味しいお米を作ろう!」と6年の歳月と技術の粋を込めて開発したブランド米が「いちほまれ」です。
「完成したお米の名前を全国公募したところ、約10万7,000件もの応募がきました。そのなかから、『日本一(いち)美味しい、誉れ(ほまれ)高きお米になってほしい』という思いを込めて、『いちほまれ』と名付けられました」と杉本知事。
令和4年におこなわれた、全国規模の代表的な産地品種についての食味試験「食味ランキング」では、「いちほまれ」が最高評価「特A」を獲得。杉本知事は「6年の期間をかけ、20万種類のお米から選抜されてこのお米になりました」と力を込めます。
◆「いちほまれ」が持つ三大要素に注目!
「いちほまれ」の特徴として、大きく3つの要素が挙げられます。
・「米の白さ」
絹のような白さと艶を持ち、炊き上がりは目を引く美しさがあります。
・「粒感と粘りの最高の調和」
口に含んだときの粒感と弾力のバランスが絶妙です。
・「口に広がる優しい甘さ」
嚙み応えがあり、噛んでいるうちにどんどん甘みが広がります。
また、「いちほまれ」は冷めても美味しく、おにぎりに最適とも言われています。パーソナリティのユージは早速、「いちほまれ」で作った塩むすびを試食。「ほんのり塩が効いていて甘みが引き立って、どんどん甘みが広がります!」とレポートしました。
◆美味しく、作りやすく、環境に優しい品種
消費者が満足する味もさることながら、生産者が作りやすいのも「いちほまれ」の強みです。
病気に強いお米であるため、農薬・化学肥料の使用量も抑えることができます。自然に負荷が少ないため環境にも優しく、地球温暖化が進むなか、「暑いなかでおいしいお米を作る」という課題にも対応できます。
「いちほまれ」は首都圏を中心に、中京、関西で販売を強化しており、取り扱い店舗を拡大中。番組の最後にユージは「普通に食べるのはもちろんのこと、『いちほまれ』を使って、“いろいろなご飯を作ってみたい!”という気持ちになりました。みなさんにも、ぜひ味わっていただきたいなと思いました」とコメントしました。
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今回紹介した福井の新ブランド米「いちほまれ」について、ユージが杉本知事にインタビューした内容はTOKYO FM公式チャンネルで公開中です。
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10月23日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年10月31日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月曜~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世