吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 11月23日(土・祝)の放送では、育休からの復帰を目指すママのお悩みメールにアドバイスを送りました。
パーソナリティの吉田麻也
<リスナーからのメッセージ>
「もうすぐ育休から復帰する予定ですが、前みたいに働けるか不安です。保育園に子どもを預けたら、パッと仕事モードに切り替えたいですが、ふとしたときに“子どもが泣いていないかな?”などと考えてしまいそうです。吉田さんは“集中しよう”と思ったとき、どう気持ちを切り替えていますか?」
吉田:子どものことが気になるというのは、まさに“母性”じゃないでしょうか。僕もプライベートで気になることがあると、(試合中も)ずっとそれをひきずりながらプレーしていますが、別に切り離す必要はないと思っています。
それこそ(妻が)破水しているときにも試合に出ましたが、ベンチにいるマネージャーに携帯を渡して「何かあったら教えて!」と伝えて、監督からも「もし何かあったら試合途中でも帰っていいぞ」と言われていました。ヨーロッパやアメリカは、そのあたりの柔軟性が日本よりもありますよね。
最近アメリカで、ウチの栄養士の女性が子どもを産んで、2ヵ月ぐらいで仕事場に戻ってきたんですけど、子どもを連れて来ていますからね。彼女が仕事をしているときはみんなで順番に子どもを見て、その子が授乳のタイミングで離れるときは、みんなでサポートする。そういう温かさがあります。
東京でも、最近は託児所がついている会社が増えてきたと思うんですけど、全国的にみると、まだまだ追いついていないのかなと思いますが……やっぱり、お母さんになったんだから、子どもを第一に考えるべきじゃないかなと思います。僕だって、子育ては奥さんに任せている部分も大きいですけど、何よりも子どものことを優先しますし、むしろ、そういう社会に日本もなっていくべきだと思います。
大きなことを言うと、僕はいつも“日本はもっと子育てしやすい環境になってほしい”と思うんですよ。僕はヨーロッパで子どもを育ててアメリカにきましたが、日本を見ると“子育てしづらいな”って感じます。
そしてリスナーさんも、“子どものことを考えるのは当たり前”というか、自然とそうなるはずですし、育休期間中だけでなく、これからもずっと子ども優先で人生が続いていくと思うので、わざわざ仕事モードに切り替える必要はないんじゃないかなと思います。
<番組概要>
番組名:吉田麻也の切り替えて行こう!
放送日時:毎週土曜9:30~9:55
パーソナリティ:吉田麻也
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/kirikae/