スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。8月6日(日)の放送では、「自分に自信を持てない……」と悩むリスナーの皆さまからお寄せいただいた相談メッセージを紹介。江原が、さまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私は8歳、5歳、3歳の息子を持つ専業主婦です。
私は昔から、とにかく自信がありません。自分の意見を言うなんてもってのほか、「間違っているかも」「おかしいかも……」と思うと、怖くて仕方ありません。
昔の話になりますが、中学3年生の頃、摂食障がいになりました。夏に半年間の入院と診断され、退院後はすぐに高校入試・卒業で友達との別れ……と、心も体もついていけませんでした。
高校では引きこもりになり、過食嘔吐の毎日でした。「このままではいけない」と思い通信制の高校を探し、転入しました。その後は、「怖がらずに食事をしたい」と栄養の専門学校へ行きました。学校へ通わせてくれた親には、とても感謝しています。
しかし、摂食障がいになってからは、人となるべく関わらないようにしており、勉強もまともにしてこなかったこともあって、自信がつくことはありません。最近は、息子が通う幼稚園の役員さんになってしまい、毎日が苦しいです。「楽しんでやろう」と言われますが、楽しめません。
もっと自信を持ちたいです。どうしたらよいのでしょうか。そして息子たちには、私のようにならず、自信を持って育ってほしいのです。
<江原からの回答>
江原:もしかすると相談者さんは、魂が傷ついたことがあるのかもしれません。何かの拍子に他人の言った一言とか、そういうことでものすごく深い傷を負ってしまった。そうすると、それが元になって他人との交流ができなくなってくる、ということです。相談者さんにとって、その原因がどれだったかを見つけ出すことは、大事なのではないかと思います。そのために、例えば専門のカウンセリングの先生やお医者様のところに行かれるのもいいかもしれないですね。
つらいかもしれませんが、その心の傷がどこで起きたのかというのを見つけ出す。それが分かったときに、意外と「あぁ、こんなもんか」と思うかもしれないし、今の年齢だったら乗り越えられちゃうこともあるかもしれませんから。そうすると、明るくいられると思います。相談者さんは、すごく生真面目な方なんだと思います。
奥迫:私もそう思います。真面目な方ですよね。
江原:「幼稚園の役員になってしまい、毎日が苦しいです」と書かれていますが、ハッキリ言っておきますけれど、誰だって嫌だと思いますよ(笑)。なかには「こういうの大好き!」という人もいますけれど、稀有ですよね。私でも嫌です(笑)。
奥迫:私もです(笑)。
江原:だから、嫌だと感じるのはあなただけじゃない。そう思う自分を責める必要はありません。だけど、子どものために「やるっきゃない」んですよ。そういういい加減さも必要じゃないかな? と思います。
「こんなの、誰だって嫌だし」「それなら、あなたがやったら?」くらい、ふてぶてしくなれるといいなと思います(笑)。相談者さんは男の子3人のお母さんでしょう? 強くなってくるから大丈夫ですよ!
奥迫:そういうお母さんを見ていたら、お子さんも「僕らが強くならなきゃ!」って思うかもしれませんしね。
江原:そう思います。男の子って、基本、優しいから。だからお母さんに対して、きっと励ましてくれるようになるでしょう。それよりも、自分の心の傷の元がどこにあったのかを見つけて、癒やしてくださいね。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「最初からできる人なんていやしない。できないから生きている」
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8月6日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年8月14日(月) AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/