ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・ギター後藤正文さんとギターの喜多建介さんが、3月30日(水)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。結成25周年を迎えた感想や、バンドの思い出など、パーソナリティのこもり校長とぺえ教頭の質問に答えました。
ぺえ教頭:ゲストに来てくださると決まったときから、(以前からファンだと公言している)校長は毎日のように興奮してこの日を楽しみにしていました。
こもり校長:はい、その日からずっと楽しみでした……! 生放送教室で直接お会いするのは(2020年10月以来)1年半ぶりなんですけど、ものすごく緊張しています(リモートでは2021年8月にも出演)。教頭はお会いするのははじめてですよね?
ぺえ教頭:そうですね。校長の熱にやられていますけど、私ももちろん光栄です。今日はお会いできてうれしいです。
後藤:こちらこそ!
◆結成25周年!「最近は朗らかに」
こもり校長:アジカン先生は、結成から25周年! そのなかで変わってきたこととか、逆に変わらないこととかありますか?
後藤:メンバーの仲が良くなってきたというか、昔よりお互いに変な求め合い方をしないというか。「おまえ、もうちょっとちゃんとギター弾けよ!」とか(笑)。
喜多:俺に限定されてる……(笑)。
全員:(笑)。
後藤:そういう言い方はしなくなってきましたね。それよりも、喜多さんがすごくいいプレーをしたときのことを喜ぼう、みたいな。仲間の良さを見つけて喜ぶモードになっている感じがしますね。
こもり校長:なるほど。
後藤:いがみ合っているおじさん、って怖いじゃないですか。4人集まっていがみ合ってるって……(笑)。
こもり校長:めちゃくちゃ怖いです(笑)。
後藤:最近は朗らかにね。
喜多:いまが、いちばん仲がいいかもしれないですね。
こもり校長:喜多さんは、この25年で変化はありますか?
喜多:昔はもうちょっとギラギラしてましたけど、最近はゴッチ(後藤さん)が言ったように、個人的にも朗らかになったと思いますね。昔の写真を見ると、自分でも目つきとか変わった感じがあります
後藤:悪い顔してましたよ~(笑)。
ぺえ教頭:そうなの!? 喜多さん穏やかで優しそうなのにね。
◆「25年もみんなで何かを作り上げることって、そうそうなくない!?」
こもり校長:結成25周年って結構な月日だと思うんです。自分もこの世界で活動してきて、グループ(GENERATIONS from EXILE TRIBE)では今年10年目になるんです。10年でもけっこうしんどいな、と思うというか……。
後藤:10年目って、いちばん波が荒いころだよね。メンバーの張り合いが大きかったり……。
喜多:俺たちもそうだったよね。
ぺえ教頭:でも大丈夫よ。こうやって朗らかに変わっていくから。
後藤:そうそう、あと10年経ったら……。
喜多:こんな目になれますよ(笑)。
後藤:優しい目にね(笑)。
こもり校長:(笑)。何がそうさせるんですか?
後藤:何だろうね? 最初の10年ぐらいって、バンドの中でも自分のキャラを確立したかったり、張り合いとかあったんですけど……そもそも一緒にいることが奇跡っていうか。20年も25年も、みんなで何かを作り上げることってそうそうなくない!? みたいな気持ちになってきて……。
喜多:メンバーが、それに気づいて……とか。
後藤:そうそう。だからもうちょっといったら、単純に喜ぼう、っていう気持ちになってくると思いますよ。
ぺえ教頭:いまが踏ん張りどころだって(笑)。
後藤:そうですね。
VIDEO
こもり校長:もうこれはいちファンの感想なんですけど、(YouTubeチャンネル)THE FIRST TAKEで「ソラニン」をされたときに、最初ゴッチさんがしゃべるじゃないですか。「昨日の夜、何話そうか考えた」とか「25年音楽をやってきた感じが、今日の演奏に出せたらいいな」みたいなことを聞いたときに、20年以上もやっているとそんなことになるんだ……! って。
後藤:なっちゃうんですよ(笑)。
喜多:あれは、いいことを言ってましたよね(笑)。
こもり校長:言ってました。喜多さんの(後藤さんの「ここからはメンバーが見えない」という発言からの)「いるよ(ついてるよ)」も好きでした。そういう歴史も感じましたし……僕たちがやっているものとはジャンルが違うと思いますけど、音楽というものの中で共存できていることが幸せです。
後藤:ありがとうございます……!
ぺえ教頭:お2人がぶつかることもあったんですか?
後藤:日々、ぶつかり稽古のような……時期を経てね(笑)。
喜多:そうだね(笑)。
後藤:喜多さんは、フェスの後に一言もしゃべらないこともありましたし。
喜多:ちょっとギスギスしていた時期でね……。
後藤:大阪城ホールでのツアーファイナルが終わって、打ち上げに来ずに帰ったりね。
こもり校長:えー!
喜多:1人で先に新幹線で帰ったりね。
ぺえ教頭:あら~! 意外とそういう部分も……。
喜多:よくなかったなぁ……。
後藤:リーダーですからね。最後の乾杯のあいさつはリーダーがするはずなのに、いない! みたいな(笑)。
喜多:そういうことも経て……。
後藤:経て、ですよ(笑)。
喜多:今日のテーマ(「変えたい自分」)とも、関わってくるかもしれないね。
後藤:あのころの喜多さんからメール来ないかな(笑)。
こもり校長:(笑)。
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ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、3月30日にニューアルバム『プラネットフォークス』をリリース。初回生産限定盤には、2021年11月にBillboard Live TOKYOで開催されたライブ「ASIAN KUNG-FU GENERATION 25th Anniversary Tour 2021 “Quarter-Century” at Billboard Live TOKYO」の模様が全曲収録されています。メンバーが、“全然関係ない話”をしている副音声も入っているということです。
5月からは、全国ツアー『ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour 2022 “プラネットフォークス”』を開催。詳細は
オフィシャルサイト まで。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト ⇒
https://www.tfm.co.jp/lock/