スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
5月11日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
江原さんと奥迫さんのお2人は20代のとき、自分自身の未来の姿をハッキリと想像されていましたか? また、もし想像されていた場合、当時思い描いていた姿と、現在の違いはありますか?
24歳の私は、大変ありがたいことに、常にいろいろな仕事に追われています。農業だけでも大変な仕事ですが、まだそれだけでは収入が追いつかず食べていけないので、アルバイトをしたり、SNSを活用して洋服を作って販売したりもしています。地域のイベントで子どもたちとお芝居を上演したり、近所のおばあちゃんに頼まれたスカートやのれんを縫ったり、お金にはならない仕事もやり、結果、てんてこまいです。
常に今に必死で、江原さんがよくおっしゃっている「自分自身を俯瞰する」ことが、今の私にはとても難しいです。自分自身の未来を思い描けないことに多少の不安も感じたりもするのですが、今の私が自分自身を俯瞰するなんて、なんだか思い上がっているような気もしてしまいます。しかしながら、やはり本音は、少し不安です。20代なんて、そんなものなのでしょうか?
人生の大先輩であるお2人は、どのようにこの時期を過ごされていたのか、ぜひお聞かせいただけたら嬉しいです。
<江原からの回答>
江原:ということですが、協子さん、いかがでしょう?
奥迫:私は20代の頃は、今の姿を全く想像していなかったし、「こんなふうになりたい」という目標もありませんでした。ただ、これまでやってきたことが、全て今の宝になっていると思います。目の前にあることを一生懸命やって、それが今につながっている。それだけは言えるかな、と思います。江原さんはいかがでした?
江原:私は、基本的に全部思った通りになっています。「時間だけがついていけていない」「時間がもうちょっと過ぎれば、どんどん私らしくなる」と、ずっと思っていました。魂が決めて、望んで生まれてきた部分があるのだと思いますよ。口幅ったい言い方で言えば、ちょっと使命的な気分もあるのかもしれない。ただ、歌に関してだけは(自分がやることになるとは)想像していませんでした。
奥迫:そうなんですか。
江原:歌は、ずっと歌いたかったけれど、歌えなかった。何か相当トラウマがあって、封印していたのかもしれないですけれどね。18かそこらの頃には歌の方向に行きたかったのですが、「もう歌わない」と決めたんです。
でも、イギリスに行ったときに、すごく有名なミーディアム(霊能者、霊媒師)の方に会ったら、初対面の私にいきなり「あなた、何やっているの! 早く歌いなさいよ!」と言ってきたんです。「歌っている姿が視えるから、早く歌っておいで」と。そのときは「いや、私は歌をもう諦めたんですよ」と返したのですが、今はその人が言った通りになっていますよ。
相談者さんの場合は、今の生活が充実しているように思えます。充実しているのだから、あまりそんなことを四の五の考えなくたって良いでしょう。「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがありますけれど、それはあり得ないと私は思います。2倍の努力、3倍の努力をすれば、二兎追っても三兎追っても良いと思っています。努力して、充実していれば良いと思いますよ。
そして相談者さんは「自分自身を俯瞰することができない」とおっしゃっていますけれど、俯瞰できていると思います。余裕で日々のことをこなすのが「俯瞰する」ということではありません。自分のやっていることを客観的に見られているのだから、俯瞰できています。充実しているのだから、良いじゃないですか。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「人生には心のゆとりが大切です」
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5月11日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月19日(月)AM 4:59まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子