TOKYO FMの新音声サービス「AuDee(オーディー)」にて配信中の番組「山田玲司とバグラビッツ」。漫画家・山田玲司と俳優・伊澤恵美子が、カルチャーやニュースをもとに“恋愛”を分析していくトーク番組です。2月13日(日)の配信では、「メンヘラ」という言葉の変遷について語りました。

「山田玲司とバグラビッツ」
◆メンヘラと言うようになったのはいつから?
心の健康状態を表す「メンタルヘルス」の略称だった「メンヘラ」という言葉は、時代とともに用途が変化し、日常会話のなかで使われるものになりました。今回の放送では、山田がメンヘラという言葉を掘り下げ、その変容について分析しました。
山田:「私、心療内科に通っています」っていうことを自虐的に言う形で、「私、メンヘラなんです」と使うようになったのが、ちょうど10年ぐらい前です。
伊澤:そうなんだ。
山田:それ以前はあまりメンヘラって言葉を使っていなかったですし、(自分が)メンヘラだっていうことを言いづらかった時代だったとも思います。
伊澤:なんとなく、私は2000年代ぐらいから始まっているイメージがあります。歌手の方が「そういうキャラなのかな?」って形で“メンヘラ”を使われていて……。
山田:いわゆる“不思議ちゃん”って言われていた人ね。
伊澤:うんうん!

(左から)伊澤恵美子、山田玲司
◆メンヘラに近い言葉がバブル時代に使われていた?
山田:バブルの頃にね、「プッツン」という言葉が流行ったんですよ。プッツン女優って言葉が使われていました。いわゆる当時のプッツン女優が、今で言うメンヘラと呼ばれる人に入るんじゃないですかね?
伊澤:たしかに。
山田:「あの人ってヤバいじゃん」っていうのが、「プッツン」という言葉で消費されていた感じがありましたね。空気を読めない人っていうのも、メンヘラっぽい感じがありますね。
◆性差を問わずメンヘラという言葉は使われている
山田は、メンヘラという言葉が男女問わずに使用されていると語ります。
山田:自分を抑えるのが苦手な人や、何らかの爆弾を抱えていらっしゃる方って、恋愛なんかをすると爆発しやすいと思います。男性のメンヘラってどう思います?
伊澤:メンヘラって言うと、女性のイメージが多くないですか? あんまり男性でいないような気がする。
山田:いや、男性も多いですよ。「俺なんか」っていう人。「新世紀エヴァンゲリオン」に出てくる碇シンジ君ってメンヘラじゃないですか?
伊澤:ああ~! 本当だ。
山田:「ミサトさんはいいですよ」って膝を抱えちゃいますからね。あれも一種のメンヘラだと思います。
伊澤:もしかして、「中二病」もメンヘラなんですかね?
山田:剣と魔法で戦っているうちはいいんですけど、魔王になっているならそうですね(笑)。
次回の2月20日(日)配信分は、コンテンツで使用される「メンヘラ」について分析します。
<番組概要>
番組名:山田玲司とバグラビッツ
配信日時:日曜22:00配信
パーソナリティ:山田玲司、伊澤恵美子
番組Webサイト:
https://audee.jp/program/show/100000214