TOKYO FM + PRニュース
「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」プロデューサー・高橋弘樹 ABEMAの底力に言及「たぶんあと数年で黒字にするんだと思います」
2023-09-16 (土) 11:00
TOKYO FMの音声配信プラットフォームAuDee(オーディー)の番組「長野智子のテレビなラジオ」(隔週火曜・10時配信)。1985年のフジテレビ入社以降、テレビ業界で活躍してきたフリーアナウンサー・長野智子が、テレビを牽引してきた制作者・出演者をゲストに招き、テレビの過去・現在・未来を語ります。
9月5日(火)の配信では、前回に続いて元テレビ東京プロデューサーの高橋弘樹さんがゲストに登場。番組後編では、ABEMAに入社した経緯、ABEMAの強みについて語ってくれました。
TOKYO FMの音声配信プラットフォームAuDee(オーディー)の番組「長野智子のテレビなラジオ」(隔週火曜・10時配信)。1985年のフジテレビ入社以降、テレビ業界で活躍してきたフリーアナウンサー・長野智子が、テレビを牽引してきた制作者・出演者をゲストに招き、テレビの過去・現在・未来を語ります。
9月5日(火)の配信では、前回に続いて元テレビ東京プロデューサーの高橋弘樹さんがゲストに登場。番組後編では、ABEMAに入社した経緯、ABEMAの強みについて語ってくれました。
▶▶【音声を聴く】「長野智子のテレビなラジオ」

1981年、東京都生まれの高橋さん。早稲田大学卒業後、2005年にテレビ東京に入社。「空から日本を見てみよう」(テレビ東京)、「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~」(テレビ東京)、企画・演出として「家、ついて行ってイイですか?」(テレビ東京)、「吉木りさに怒られたい」(テレビ東京)などのテレビ番組を制作。
「家、ついて行ってイイですか?」はギャラクシー賞、日本民間放送連盟賞をW受賞しています。2023年3月に独立し、新メディア「ReHacQ」を開設。経済・ビジネスに関するバラエティ番組をYouTubeで発信しています。最近ではABEMAの新番組「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」のプロデュースも務めています。
◆ABEMAに入社した理由は?
長野:サイバーエージェントの社員になったんですか?
高橋:そうなりますね。
長野:知り合いの方に引っ張られたというお話を聞きましたけども、社員になった一番の理由は何だったのでしょうか?
高橋:ポジションっていうのは大きかったかもしれないです。正直、テレビ東京は飽きていて。
長野:(笑)。
高橋:本当に楽しい18年だったんですけど、やりきったというか。ゴールデンで10年続く番組を作った、ひと通り賞もとった、深夜のふざけた番組もやりきった、いろいろな番組の本も書いた。
「あとは何を目指すんだっけ?」と考えたときに、同じことやヒットするゴールデンの番組を生み出すことにはもはや興味がなくって。
それで、新しいことをやりたいなって思ったんですね。昔のチャレンジャーのポジションってテレビ東京だったと思うんですけど、今はABEMAだと思うんですよね。
長野:ああ~!
高橋:NetflixとかAmazonプライムビデオとかもあるけど、僕は基本的に日本の企業が好きなんです。そこに大層な理念はなくて、単に英語ができないだけで(笑)。
映像業界の20年前にテレ東だったポジションはどこだろうと考えて、やっぱりABEMAが一番近いんじゃないかなと思って。そういう立ち位置の企業のほうが楽しそうだなと思ったんですよね。
◆黒字化まで継続できる企業の体力を評価
高橋:ABEMAに入る前から、ABEMAはお金があるって話を聞いていたんですよ。肌感でいうと、ネットにしては(予算が)あるって感じです。地上波とそん色がないってイメージでした。
長野:へええ!
高橋:注力していこうって決めたコンテンツ、たとえばワールドカップとか気合の入ったバラエティ番組、恋愛番組に関しては相当クオリティを上げています。「Netflixを超えるぞ、世界に打って出るぞ!」って空気の番組には、かなりお金を投入していると思いますね。
長野:メリハリが効いているんだなあ。
高橋:あんなにお金を使って、いいコンテンツを作ってすごいと思う。まだまだ地上波に比べると観られていないから、もったいないなとは思いますけどね。
長野:そうですよね。マスメディアとニッチのYouTubeでもお金を稼げる状況になったときに、ABEMAはその中間地点なのかな? マスを掴みにいけるネット番組ってことですかね?
高橋:マスは狙っていると思いますよ。社員になってすごいなと思ったのが、AbemaTV(ABEMAの旧称)ができたのって、私が「家、ついて行ってイイですか?」を作ったあとなんですよね。
あの番組が2014年スタートなんですけど、AbemaTVは2016年に始まっています。そんなに新しいのに、あの勢いはすごいなって思います。
長野:(代表の)藤田晋さんの力ですよねえ。
高橋:藤田さんの財力だよね、ホントに。
長野:普通はできないですよ。
高橋:あの投資の仕方はできないです。だけど、たぶんあと数年で黒字にするんだと思いますよ。
長野:(黒字化が)見えてきているんですね。そこでふんばりがきかないメディアっていっぱいあると思うんですけど、踏ん張ってここまできたのは藤田さんの財力だと思うなあ。もちろん、スタッフの努力もあるけど。
高橋:やはり体力がでかいですよね。
----------------------------------------------------
<番組情報>
番組名:長野智子のテレビなラジオ
配信日時:隔週火曜・10時配信
パーソナリティ:長野智子
/* ************************ /MV ****************************** */ ?>
9月5日(火)の配信では、前回に続いて元テレビ東京プロデューサーの高橋弘樹さんがゲストに登場。番組後編では、ABEMAに入社した経緯、ABEMAの強みについて語ってくれました。
▶▶【音声を聴く】「長野智子のテレビなラジオ」

(左から)長野智子、高橋弘樹さん
1981年、東京都生まれの高橋さん。早稲田大学卒業後、2005年にテレビ東京に入社。「空から日本を見てみよう」(テレビ東京)、「世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~」(テレビ東京)、企画・演出として「家、ついて行ってイイですか?」(テレビ東京)、「吉木りさに怒られたい」(テレビ東京)などのテレビ番組を制作。
「家、ついて行ってイイですか?」はギャラクシー賞、日本民間放送連盟賞をW受賞しています。2023年3月に独立し、新メディア「ReHacQ」を開設。経済・ビジネスに関するバラエティ番組をYouTubeで発信しています。最近ではABEMAの新番組「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」のプロデュースも務めています。
◆ABEMAに入社した理由は?
長野:サイバーエージェントの社員になったんですか?
高橋:そうなりますね。
長野:知り合いの方に引っ張られたというお話を聞きましたけども、社員になった一番の理由は何だったのでしょうか?
高橋:ポジションっていうのは大きかったかもしれないです。正直、テレビ東京は飽きていて。
長野:(笑)。
高橋:本当に楽しい18年だったんですけど、やりきったというか。ゴールデンで10年続く番組を作った、ひと通り賞もとった、深夜のふざけた番組もやりきった、いろいろな番組の本も書いた。
「あとは何を目指すんだっけ?」と考えたときに、同じことやヒットするゴールデンの番組を生み出すことにはもはや興味がなくって。
それで、新しいことをやりたいなって思ったんですね。昔のチャレンジャーのポジションってテレビ東京だったと思うんですけど、今はABEMAだと思うんですよね。
長野:ああ~!
高橋:NetflixとかAmazonプライムビデオとかもあるけど、僕は基本的に日本の企業が好きなんです。そこに大層な理念はなくて、単に英語ができないだけで(笑)。
映像業界の20年前にテレ東だったポジションはどこだろうと考えて、やっぱりABEMAが一番近いんじゃないかなと思って。そういう立ち位置の企業のほうが楽しそうだなと思ったんですよね。
◆黒字化まで継続できる企業の体力を評価
高橋:ABEMAに入る前から、ABEMAはお金があるって話を聞いていたんですよ。肌感でいうと、ネットにしては(予算が)あるって感じです。地上波とそん色がないってイメージでした。
長野:へええ!
高橋:注力していこうって決めたコンテンツ、たとえばワールドカップとか気合の入ったバラエティ番組、恋愛番組に関しては相当クオリティを上げています。「Netflixを超えるぞ、世界に打って出るぞ!」って空気の番組には、かなりお金を投入していると思いますね。
長野:メリハリが効いているんだなあ。
高橋:あんなにお金を使って、いいコンテンツを作ってすごいと思う。まだまだ地上波に比べると観られていないから、もったいないなとは思いますけどね。
長野:そうですよね。マスメディアとニッチのYouTubeでもお金を稼げる状況になったときに、ABEMAはその中間地点なのかな? マスを掴みにいけるネット番組ってことですかね?
高橋:マスは狙っていると思いますよ。社員になってすごいなと思ったのが、AbemaTV(ABEMAの旧称)ができたのって、私が「家、ついて行ってイイですか?」を作ったあとなんですよね。
あの番組が2014年スタートなんですけど、AbemaTVは2016年に始まっています。そんなに新しいのに、あの勢いはすごいなって思います。
長野:(代表の)藤田晋さんの力ですよねえ。
高橋:藤田さんの財力だよね、ホントに。
長野:普通はできないですよ。
高橋:あの投資の仕方はできないです。だけど、たぶんあと数年で黒字にするんだと思いますよ。
長野:(黒字化が)見えてきているんですね。そこでふんばりがきかないメディアっていっぱいあると思うんですけど、踏ん張ってここまできたのは藤田さんの財力だと思うなあ。もちろん、スタッフの努力もあるけど。
高橋:やはり体力がでかいですよね。
----------------------------------------------------
<番組情報>
番組名:長野智子のテレビなラジオ
配信日時:隔週火曜・10時配信
パーソナリティ:長野智子
関連カテゴリ
最新ニュース
愛と経済の伝道師“宗さま”こと宗正彰「“インドG20サミット”の課題と“インフレと賃上げ”の関係」を解説
2023-09-22 06:50(金) 詳しくはこちら
「説明が下手」で相手に話が伝わらない…対処法は? 悩む相談者に“人生の先輩”が伝え方のコツを伝授
2023-09-22 06:00(金) 詳しくはこちら
「女系家族」で跡継ぎがいない…悩む相談者に、江原啓之が届けた言葉は?
2023-09-22 06:00(金) 詳しくはこちら
「Gは大丈夫なんですけど…」日向坂46佐々木久美が一番苦手な“昆虫”とは?
2023-09-21 22:30(木) 詳しくはこちら
松本秀夫アナウンサー×SCANDAL バーベキューの具材で「ドリームチーム」作りを実況中継!?
2023-09-21 22:00(木) 詳しくはこちら