木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMのラジオ番組
「木村拓哉 Flow」(毎週日曜 11:30~11:55)。4月のマンスリーゲストは、モデルでタレントのアンミカさんです。4月2日(日)の放送では、自身の生い立ちについて語りました。
◆“ポジティブな生き方”へと導いてくれた母の存在
1972年、韓国・済州島生まれ、大阪育ちのアンミカさん。1993年にパリ・コレクションに初参加。モデル、タレントとしてテレビやラジオ、執筆活動、化粧品プロデュース、ジュエリーデザインなど、活動は多岐にわたります。
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ここでは、アンミカさんの幼少期の話に。大阪での生活はとても貧しく、大変だったと語るアンミカさん。
日本に来てすぐの頃、階段から落ちて口のなかを大きく切ってしまう大ケガをするものの、当時の家庭状況から、適切な処置を施さなかったと明かすアンミカさん。
そうした不運なケガも重なり、顔を歪めて笑う癖がついてしまったというアンミカさんは、通っていた幼稚園の周囲の友達から「ミカちゃん、笑うと怖い!」「オバケ!」といった言葉を投げかけられたことも。
アンミカさんは「“私って、笑うとみんなを怖がらせんのや……”っていう自意識が働くようになって、いつも下を向いて、笑ったらあかんと猫背で小さくなっているような子どもやったんですよ」と当時を回顧。
そんなアンミカさんは5人兄弟の真ん中で、みんなスラッと背が高く、整った顔立ちだったことから、「小さいときは、“私だけ違うんや”って落ち込んで。それもあって、お母さんがすごくかまってくれて、『ミカちゃん、大人になったら本当の美人は、一緒にいて心地いい人が本当の美人やから。相手の目を見たり、背筋(を伸ばして姿勢を)を良くしたり、口角上げたり、話し方・聞き方のペースをきちんと作れば人気者になれるよ。きれいな心地いい美人になれるよ』って、ずっとレッスンをしてくれるようになった」と明かします。
そんな母親に言葉に「背筋を伸ばしたり笑顔にしたりすると大人が褒めてくれるので、少しずつ自信を持てるようになった」と自身に芽生えた変化を語ります。
当時、兄弟姉妹は歳が近いこともあり、一緒に仲良く遊ぶこともあれば、ときには物の取り合いなどでケンカになったり、派閥ができたりすることも多々あり、「男兄弟とよく遊ぶようになった」と語るアンミカさん。
そんな兄弟姉妹の様子を見かねた母親は、5人それぞれの長所を見たうえで、正義感の強い兄には「法律を学んで悪い人助けよう」と言い、体をゆする癖があった姉には「音感がいいかもしれない。音楽をやってみたら?」といった具合に助言。そして、背は小さかったものの、手足が長かったアンミカさんには「(これから成長するにつれて)背が伸びるからモデルさんになれるかも? ニッコリ笑う練習もしているし、かわいく笑えたらモデルさんになれるよ!」と言ってもらえたおかげで、“自分はモデルになるんだ”と思い込むことができたと言います。
そして今では、アンミカさんをはじめ、兄弟姉妹の全員が「お母さんが言った通りの職業に就いている」と言い、「素晴らしい教育でした」としみじみ。
そんなアンミカさんの思い出に、木村が「母ちゃんヤバいっすね!」「素晴らしい母ちゃんっすね!!」と声を上げると、「貧しかったけど、心が貧しく感じたことはまったくなかったです」と振り返りました。
次回4月9日(日)の放送も、引き続きアンミカさんをお迎えしてお届けします。
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聴取期限 2023年4月10日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow
放送日時:毎週日曜 11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/flow/