スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
8月4日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私は大好きな社交ダンスを仕事にして、毎日踊り続けて早42年が経ちました。大病することもなく、この年までダンス一筋で来られましたことを本当に幸せだったと思っております。私のダンス教室の生徒さんは主に60代~80代の方が多く、みなさんダンスを楽しんでいらっしゃいます。
そんな私の悩みは、最近のご高齢の方々は甘ったれが多いということです。私がまだ新米教師だった頃の生徒さんは、みなさん明治・大正生まれでしたが、80歳、90歳を過ぎても愚痴一つ言わず頑張っておられました。
ところが今の生徒さんたちは、60代でも二言目には「疲れた」「腰が痛い」「足がパンパンだ」と言います。挙句の果てに「僕は褒められると伸びる人間だ!」とまで言うのです。そういう人に限ってちょっと褒めると、つけ上がるのです。
この軟弱な最近の生徒たちに、どんな心構えで指導していったら良いのか……。ご教示いただけましたら幸いでございます。
<江原からの回答>
江原:とのことですが、協子さんはどう思いますか?
奥迫:私が思うのは、相談者さんの教室には、人生後半の楽しみに来られている方が多いのかなと。みなさんがプロを目指したいわけではないのかもしれませんし、それによっても違うのかなと思いました。
江原:芸人のキンタロー。さんが出られていたような社交ダンスの大会まで行きたいという方はいないかもしれませんが、ちょっとした大会やコンクールはあるのかもしれませんね。でも、今の人は厳しく言うとダメなんじゃないですかね。
奥迫:私の場合は、教室に通うなら「楽しみたい」と思ってしまいます。
江原:「厳しく言われてまでやりたくない」と思う人の気持ちも分かりますし、そこは人によりますよね。年代というよりも、どんな教室であったとしても、やっぱりこういう人は褒めてほしいんですよ。そこの気持ちを満たしてあげたら良いのではと思います。
“スポ根(こん)”のような感じで、社交ダンス一筋42年の相談者さんは「最近の生徒たちは甘い」と思われるかもしれませんが、どんな仕事であれ、どんな教える立場であれ、ある種、癒やしのカウンセラーだと思うんです。
私も昔、マンツーマン指導の筋力トレーニングを受けたことがあります。みんな終わったときには生まれたての小鹿のように、立ち上がれなくてヨロヨロとしてしまうんです。「膝が笑ってしまっています」と言ったら、「笑っているんですか? そりゃ楽しいですね!」とか言われちゃって。こちらは、その冗談に答える余裕はないんですよ。
だから、そういう意味では、「足がパンパンだ」と言われたのなら「大変! パンパ~ン!」とか「痛いよねぇ~」と言ってあげるのはどうでしょうか。「疲れた」と言われたら、「うん、疲れたねぇ~。でももう1回頑張ろう!」と励ましてあげたり……。きっと寂しん坊の生徒さんもいるでしょうから、そうやって寄り添ってあげたら良いかと思います。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「すべての人が天のしずくなのです」
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8月4日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 8月12日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子