モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、6月10日(月)~6月14日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。
(左から)吉田明世、ユージ
◆NISA口座 「6人に1人」
金融庁が公表した「NISA口座の利用状況調査」によると、2024年3月末時点の口座数は2,322万7,848口座でした。非課税枠などが拡充された新NISAが年明けに始まったことから、3ヵ月で8.7%増加。昨年3月時点から1年で24%、およそ449万口座増加しており、日本人の6人に1人以上がNISA口座を持っている計算になります。
このトピックに、ユージは「すごいね!」と驚きの声。続けて、「確かに、(新NISA)をやっている人は僕の周りにもいっぱいいます。でも、僕はこんなことを言うのは恥ずかしいですけど、まだやっていないんですよ。まだちょっとそこに手を出せていない自分がいるけど、気にはなってはいるんですよ」と関心はある一方で、「100%儲かるという話ではないので、そこの意識は持たなきゃいけないけれども、投資も必要な時代なのかなと思います」と話していました。
◆線状降水帯 「午後10時台から午前6時台」が全体の半数超え
気象庁気象研究所によると、昨年までの15年間に国内で発生した線状降水帯のうち、午後10時台~午前6時台にかけてできたものが、半数超えになることが分かりました。
このトピックに、ユージは「(線状降水帯の発生が)深夜に多いというのは意外でした」と驚きつつ、「(昨年までの15年間は)半数以上が午後10時台~午前6時台に発生しているということで、寝ている人が多いじゃないですか。暗いし、周囲の異変も気づきにくいし、気象庁や自治体からの情報も伝わりづらいんですよね。危険性が分かっていても、外への避難はリスクを伴うし」と感想を口にしました。
◆現代のビジネスパーソンの睡眠時間「50年前より寝ていないが、25年前よりは眠れている」
6月10日が「時の記念日」ということにちなんで、シチズン時計が全国のビジネスパーソンを対象に「生活時間」に関する意識調査を実施。その調査結果によると、ビジネスパーソンは50年前よりも睡眠時間は少ないものの、25年前よりも寝ているという結果になりました。
また、1日の平均睡眠時間を聞いたところ、最も多かったのは「6時間(36.3%)」で、次いで「7時間(36%)」、「8時間(13.8%)」という結果となり、ユージは「意外とみんな寝ているんだね。僕は(1日に)6時間も寝ていないよ」と反応していました。
◆「全国172地点」で真夏日を観測
6月11日(火)は全国914の観測地点のうち、172地点で最高気温30℃以上の真夏日となりました。同日の最高気温は、群馬県桐生市で33.2℃、愛知県豊田市と京都府舞鶴市では33℃、福井県小浜市と岐阜県多治見市は32.7℃を記録しました。
ちなみに、TOKYO FMがある東京都千代田区の同日の最高気温は29℃で、30℃は下回ったものの、ユージは「この間、番組で共演したお医者さんが言っていたんだけど、本当に気をつけたいのは湿度のほうで、例えば温度が低くても湿度が高い場合と、めちゃくちゃ温度が高いけど(湿度が低く)カラッとしている場合だと、危険度が同じのことがよくあるらしい。暑くて汗をかいても、カラッとしていると、その汗が気化熱で熱を奪ってくれて(体温を)下げてくれる。ところが、湿度が高いと汗はかくけど、体の表面が濡れているから全然気化してくれなくて、(熱が)こもっちゃって熱中症になるケースもある」と注意を促していました。
◆ジェンダー平等 146ヵ国中「118位」
スイスのシンクタンク、世界経済フォーラムは6月12日(水)、各国の男女平等度を順位付けした2024年版「男女格差(ジェンダー・ギャップ)報告」を発表。日本は、調査対象の146ヵ国中118位でした。過去最低を記録した2023年版の125位からは改善したものの、G7では依然として最下位となっています。
ちなみに、1位アイスランド、2位フィンランド、3位ノルウェーと北欧が上位に並び、なかでもアイスランドは15年連続で1位ということで、ユージは「人口とか国の環境の違いとかもあるとは思うんですけど、もしかしたら(上位の国々には)参考になるヒントがどこかにあるのかなと思います」と見解を示していました。
<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世