陸上競技で初のパリ五輪代表に内定！ 女子やり投げ・北口榛花選手、2023年の活動を総括「魔法がかかっているようなシーズンでした」

2024年パリオリンピックでの活躍が期待されるアスリートが熱い想いを語るTOKYO FMのラジオ番組「Cheer Up Station～route de paris～」。

12月24日（日）の放送では、陸上女子やり投げに注目。女子日本記録保持者でもある北口榛花（きたぐち・はるか）選手のこれまでの功績を振り返りつつ、パリオリンピックへの思いを伺いました。

（前列左から3番目）アスリートオブザイヤーに選ばれた北口榛花選手

◆魔法のような活躍を遂げた2023年

北口榛花選手は、8月にハンガリーのブダペストで開催された陸上の世界選手権の女子やり投げ決勝で66メートル73センチを投げ、金メダルを獲得。オリンピック・世界選手権を通じて、日本女子のトラック・フィールド種目の史上初の優勝を果たしました。これにより、北口選手は、陸上競技では初となるパリ五輪代表に内定しました。

さらに、北口選手は陸上の世界最高峰の大会であるダイヤモンドリーグのファイナルでも女子やり投げで優勝。日本人で初めての年間チャンピオンの座に立ちます。

9月には、自身が持つ日本記録を34センチも上回る67メートル38センチの日本新記録をマーク。今年の活躍に対しては「魔法がかかっているような2シーズンで、いつ終わるか不安に思いながらも、自分で魔法を持続できるように努力しています」と話します。

世界選手権で金メダルを獲得した北口選手は、パリオリンピックでも狙うのはもちろん金。「同じ金メダルでもレベルが違うと思っているので、パリに向けてしっかり準備して臨めるようにしたいと思っています」と意気込みを見せました。

北口選手は、パワーよりも柔軟性を高めるようなトレーニングメニューに変えたことで、世界選手権で金メダルをつかみ取ることができたと言います。パリでも再び、世界のトップを目指します。

番組では、K-POPが好きな北口選手が、お気に入りとして挙げていたSUPER JUNIORの「Blue World」がチアアップソングとしてオンエアされました。




＜番組概要＞
番組名：Cheer Up Station～route de paris～
放送日時：毎週日曜8:55～9:00
パーソナリティ：TOKYO FMアナウンサー