スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私は、人前で話すときに非常に緊張してしまうことが悩みです。
2~3人と話すときは普段通り話せるのですが、7~8人が集まる会議で発言すると、急に動悸が激しくなり、口が震えて、途中から自分が何を言っているのかわからなくなってしまいます。さらに、30人ほどの前で行う朝礼では、たった2~3分の説明であっても、朝から緊張してしまい、他のことが手につかなくなってしまいます。
今日もオンライン会議で意見を述べる機会があり、原稿を用意していたにもかかわらず、頭が真っ白になってうまく発言できず、自己嫌悪に陥りました。お話がお上手なお二人に、何かアドバイスをいただけたら嬉しいです。
<江原からの回答>
江原:ということですが、協子さん、いかがですか?
奥迫:まるで、過去の私からメールが届いたのかと思ってしまいました。実は私もまったく同じ経験があるんです。
江原:どうして変われたのですか?
奥迫:自分をよく見せようとしたり、心にもないこと、偉そうなことを言おうとしたりすると、ますます緊張してしまうと気づいたんです。そこで、「私はこのままでいい。自分の思うことは、自分の体験から来ているのだから、それをそのまま話そう。人からどう思われても気にしない。自分を偉く見せようとしなくていい」と思えるようになったら、気持ちがすごく楽になり、そこから吹っ切れた感じがしました。
江原:おっしゃる通りですね。私も、「うまいことを言わなきゃ」と思うと、途端にうまくいかなくなります。嘘がつけないんですよ。自分は自分でしかない。だから、気の利いたことを言おうとか、自分にないものを見せようとすると、すぐに躓いてしまいます。自分以上にも、自分以下にもなれません。だからこそ大事なのは、常に「少しでも自分を磨いていこう」と思う気持ちです。
そうすると、その時点での“今の自分”を、そのまま素直に表現することができます。それで十分なんです。そして私は、緊張しやすい人には必ずこう言います。「大丈夫。あなたが思っているほど、周りの人はあなたに関心ないから」って(笑)。多少、自意識過剰になってしまうのは仕方ない。でも、今の協子さんのような心構えがあれば、必ず克服できます。結局、取り繕って生きても意味がないということです。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「人は誰もが自分以上にも以下にもなれません。だからいつも、少しでも輝けるように生きましょう」
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子