スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
5月19日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私は現在結婚13年目、子どもにも恵まれました。主人はとても優しいのですが、もう女性としては見られていないと感じます。チームメイトといった感じです。「女である前に母親だ」という意見はわかるのですが、女として生きたい、誰かと心を通わせたいという気持ちがあります。義理の母に子どもを預けて、主人と月に1回デートするようになりましたが、なぜか満たされません。
実際、主人以外に好きな人がいて、その人のことばかり考えています。全部捨てて、その人と一緒になれたらなんて考えることもあります。本当に愚かです。愚かすぎてこんな気持ちは誰にも相談できません。地に足をつけて母として生きるために、どうかアドバイスお願いいたします。
<江原からの回答>
江原:悪くとらないでくださいね。相談者さんは嘘つきです。相談事というのは、自分の視点でものを言うでしょう。自分にはそのつもりがなくても、嘘を言っていることが多いんですよ。
「主人からはもう女性としては見られていないように感じます」と書いていますが、ご主人以外の男の人を好きになったから、(後付けで)このような書き方をしているのではないでしょうか? まるで夫から女性として見られないのがつらいから、他に好きな男の人ができた、というふうに読めます。
でも違いますよね。ご主人に対しての甘えで、「自分をつなぎとめてほしい」「自分を連れ戻してほしい」と依存しているわけです。そういう視点で見たら、虫が良くありませんか? ご主人に甘えすぎです。
「他に好きな人ができちゃったけど、あなたがもっと私のことをつなぎとめてくれれば、私はそっちに行かなくて済むのに」という免罪符を求めているだけのように見えます。だからこれは、相談者さんの問題なんです。
とても良い言葉が1つあります。何か問題が起きたときには「相手を変えようとするのではなく、自分が変わりなさい」。
これは相談者さんの問題ですよ。2つに1つ、自分の家庭を取るか、好きな人を取るか自分で決めなさい。家庭を捨てて、夫に子どもを取られてしまったとしても、その男の人のほうが良いのであれば、いいじゃないですか。それを私は否定しませんよ。だって瀬戸内寂聴さんみたいな方もいるわけです。
しかし言っておきますが、寂聴さんは最期の最期まで、ずっとそれを悔んで生きていましたよ。その苦しみを良く理解してから選ばないといけません。そうでないのだったら、その気持ちは自分で成仏させなさい。
人は噓つきなので、相談者さんを責めているわけではありません。自分で分からないうちに、他に好きな人ができた理由を旦那のせいにしているだけ。旦那さんも別に悪い人ではないし、結婚して13年経っているのだったら、新鮮さがなくなるのは当たり前です。
危険な男は、何とでもうまいことを言いますよ。デンジャラスな間柄は刺激がありますし、燃えるような言葉も言うでしょう。「この子をどう育てていこうか」と言っている旦那さんと、「今日、君といる時間を大事にしたいんだ」と言っている男のどっちが魅力的かといったら、そりゃあ女性は後者のほうがとろけますでしょうよ。
大人なのですから、良く考えましょう。「愚かすぎてこんな気持ちは誰にも相談できません」と書いてありますので、私が言います。愚か者、早く元に戻って気持ちを成仏させなさい! それができないのなら、一生の悔やみを十字架として背負って生きなさい。あなたが決めることなので、甘えないでください。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「出来ることは出来る。出来ないことは出来ない」
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5月19日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月27日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子