スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
5月18日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
最近、義理の兄が61歳という若さで亡くなりました。生前のエンディングノートに、自分が亡くなった後のことを事細かにいろいろと記載していました。「自分は先祖からのお墓に入らず、海へ散骨してほしい」と書いてあり、兄の家族も賛同し、そのように事を進めております。
その関係で次男である私の主人が、これからは先祖のお墓の一切を管理することが決まりました。本来ならば、次男である私たち家族は先祖のお墓に入る予定ではありませんでした。私もできることなら自分が亡くなった後、散骨にしてほしいと思っていましたが、主人いわく「先祖のお墓を守ることになった以上、そういうわけにはいかないだろう」と言います。
お墓に入ることと、散骨の違いを教えていただきたいです。
<江原からの回答>
これについては私の本にも書いていますので、ぜひ読んでみてください。そのうえで申し上げますが、散骨は本当に迷惑だと思います。海に骨を撒いて、何になるのですか? 海を汚すでしょう? なぜ自分を美化するために海を汚すのか。骨はカルシウムで、魂が宿っているわけではありません。魂はあの世に逝きます。散骨が許されるのなら、切った髪や爪を海に撒いても良いという話じゃないですか。海はゴミ箱ではありません。みんながみんな散骨をするとなったら、たまったものではないですよ。
私は、合同の永大供養などの、みんなで入るお墓で良いのではないかと思います。親が早くに亡くなっているので私は自分のお墓を持っているのですが、今では後悔しているんですよ。もう墓じまいをしてしまおうかな? と思っているんです。お墓ばかり造っていったら、この先どうなってしまうの? と思いますよ。だからお寺で、ちゃんと然るべくみんなでお墓に入って……というのが望ましいです。魂はみんな、あの世に逝くのですから。
よく、ペットが亡くなったら、その遺骨をペンダントにするサービスなどもありますよね。「あなたが死んだあと、それはどうするの?」と思ってしまいますよ。呪縛する気持ちが良くないのではないかとも思います。それは自分のためにしているのか、ペットのためにしていることなのかを考えましょう。相手のことを思うのなら、全部解放してあげるのが一番です。そんな物でつながらなくったって、心がつながっていれば良いと思いますよ。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「大切なのは心が繋がっていることです」
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5月18日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月26日(月)AM 4:59まで
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子