ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。4月27日(土)の放送は、ロックバンドI Don't Like Mondays.のボーカル・YUさんが登場。メジャーデビュー10周年を振り返りつつ、4月24日(水)配信リリースの新曲「New York, New York」について語ってくれました。
ジョージ・ウィリアムズ、YUさん、安田レイ
◆“インディーズ経験なし”メジャーからのスタート
――I Don't Like Mondays.は今年でメジャーデビュー10周年。この10年間を振り返ってみていかがですか?
YU:I Don't Like Mondays.ってインディーズ期間がないんですよ。だいたいのバンドさんはインディーズを経てメジャーデビューする流れだと思うんですけど、僕らはいきなりメジャーからのスタートで。ただ、それと同時に下積み時代も長くて……(苦笑)。紆余曲折、いろいろなことがありましたね。
――メジャーデビュー初期の頃の思い出は何かありますか?
YU:初めて(楽曲制作の)最終工程をおこなったスタジオが“ザ・スタジオ”といった雰囲気のスタジオで、そういったところで自分たちが作った曲を聴いたときに“あ、プロになったんだな”って(笑)。それは、すごく覚えています。
あとは、この10年間でコロナなど環境の変化もあったり、テレビアニメ「ONE PIECE」の主題歌をやらせてもらったのがきっかけで、海外もいろいろなところに行かせてもらえるようになったりして、メジャーデビューした頃に“いつかやりたいな”と考えていたことは、わりと実現できたなと思いますが“まだまだこれからだな”とも思っています。
◆新曲「New York, New York」制作裏話
――メジャーデビュー10周年第1弾シングル「New York, New York」は、YUさんが高校生時代を過ごしたアメリカ・ニューヨークを舞台にした“失恋ソング”とのことですが、歌詞は実話ですか?
YU:それは……ご想像にお任せします(笑)。実を言うと、この曲はニューヨークが舞台じゃないんですよ。「ニューヨーク」というテーマで曲を書こうと決めた後に、いま自分は日本にいますし、どんなアプローチをだったら芯を食ったところで歌えるかを試行錯誤して、それで辿り着いたのが“ニューヨークを思い出す”ということだったんです。
サウンドはUKロックなんですけど、これは僕らI Don't Like Mondays.の源流というか、結成した当時に“こういうサウンドをやっていこう!”と思って作ってきた音楽で。とはいえ、僕らも好奇心旺盛なので(UKロック以外の)いろいろなジャンルの曲も作り続けてきたんですけど、10周年ということで“ストレートなバンドサウンドをやりたい”と思って作った曲に、僕が歌詞を乗せるにあたって「どうせなら、めっちゃ思い出が強い曲にしたい!」と思って。
今までも“「ニューヨーク」というタイトルの曲を作りたい”と思ってはいたんですけど、なかなかハードルが高くて。でも今回“この曲だったら歌えるな”と思って、本当に自然とできた曲ですね。
<番組概要>
番組名:JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時:毎週土曜 13:00~13:55
パーソナリティ:ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ