スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
11月26日(日)の放送では、リスナーの皆さまからお寄せいただいた「スピリチュアルな質問」に関するメッセージを紹介。江原がさまざまなアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
生まれてから人間関係で、トラブルがなかったことがありません。
成人してから無事就職もできましたが、仕事ができず、人間関係も結局はトラブルが起きてしまい、悪い方向にしか物事が進みません。自分の性格上の問題が多いと思うので、ある程度は直したつもりですが、なんだか自分ではどうにもできない力が働き悪い方向へ進んでいる気がしてなりません。
なぜこうも人間関係でのトラブルが相次ぐのでしょうか? 生きていくのに疲れました。何かの力が働いているのであれば、対処方法を教えてもらえると嬉しいです。できれば物事がトントン拍子で進んでほしいです。
<江原からの回答>
江原:なぜこの人を導いてあげる大人がいないのでしょう。そこの部分がかわいそうだと思います。周りにそういう人はいるにはいるけれど、本人がそういうほうに心が開かれていないのかな?
奥迫:でも、ここにメールをいただいたということは、開こうとしているということかもしれませんよね。
江原:そうだよね。だから、その気持ちでもっと人と関わったらいいのに。
奥迫:先日、江原さんが講演で「全ては自分自身である」とおっしゃっていましたよね。「自分自身から発すること、そこが現象として表れているんだよ」とおっしゃっていたのが、私はすごく印象に残っているのですが、これが当てはまるんじゃないかな? と思うんです。
江原:そうですね。そして「生まれてから人間関係で、トラブルがなかったことがありません」と書かれていますが、実は誰しもがそうなんです。何もない人のほうがいない。
「ある程度は直したつもり」とも書かれていますが、人間はロボットじゃないから、そう簡単には直りません。相談者さんは純粋でもあるけども、幼さがそこにあるのかな? と思います。ロボットではないので、そうしたなかで私たちは「あぁ、またやっちゃった」と思いつつ、そうやって積み上げて、自分自身を成長させるわけですよ。まずはそれを恐れちゃダメです。「自分ではどうにでもできない力が働き」ということではない、全部自分(次第)です。人生には必要以上に良いことも悪いことも起きない。(起こるのは)全部、自分に必要なことです。
そして、相談者さんもそうは言いますけれど、良いことも絶対にあったはず。人間って、悪い方向ばかり見てしまうんです。だから対処法としては、“立ち上がって前へ進むこと”。そして、いろいろな人に心を開いて、話を聞いてください。他人は人生の極意をいっぱい持っているから、そういうのを教えてもらいましょう。最初は、話しかけるのがちょっと怖いということなら、本を読むとか、講演会に行くのもいいでしょう。いろいろな人たちから話を聞いて、良いところを自分で取っていくんです。
「物事がトントン拍子に進んでほしい」というのも、ある意味ではトントン拍子に進む人生なんかないと言えますし、見方を変えたら私は毎日がトントン拍子です。良いことも悪いことも、トントン拍子でやってくる。それを受けて立って楽しむかですよ。こういうときにいつも言うのは、“怠惰な土地に花は咲かない”ということ。常に耕していくしかない。そして、そこに花を咲かせる。それが人生です。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「怠惰な土地に花は咲きません」
----------------------------------------------------
11月26日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年12月4日(月) AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/