TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、DEEN・池森秀一さんと、TIM・ゴルゴ松本さん。長年そばにハマり続けている池森さんが感動した手紙とは?
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(左から)池森秀一さん、ゴルゴ松本さん
◆そばビジネスで受け取った“うれしい手紙”
池森:俺は今、そばと向き合うのが本当に楽しすぎて。しかも、自分がやっているそばビジネスが多くの人を巻き込んで、みんなの生活に関わるぐらいになっちゃったわけですよ。
ゴルゴ:すごい時代の流れが来ていると思いますよ!
池森:DEENのときはまったくテレビに出ていなかったんだけど、結成25周年のときに、プロモーションのために営業の人がテレビ局とかに行ってくれたんでしょうね。
そのなかで「マツコの知らない世界」(TBS系)という番組に「池森は乾麺を毎日食べています」っていう話をしてくれて、それを面白がってくれたみたいで番組からオファーが来た。そのたった1回の出演で、奇跡の扉がバーンと開いちゃったの。でも俺はただ、そばが好きで食っていただけなんだよ。
ゴルゴ:それは好きだからだよ。嫌いな世界では奇跡なんか起きないから、好きな世界に進んでいったから奇跡に出会えたんだよ。
池森:そうかも。俺は(周りからは)“え!? 本当に続けているの?”っていうことを普通にやっているみたいで、そばの乾麺も累計何千食も食べてきたりして(笑)。
ゴルゴ:だから、その食べた乾麺が未来につないでくれたんじゃない?
池森:確かに……最初は本当に自分が好きで食べていたけど、だんだんとビジネスの比重が大きくなってきて、今度は「自分が乾麺界のスピーカーになろう」という意識に変わってきたんです。
実は、コロナで全然注文がなくなっちゃって、本当に潰れかけた工場があったんですけど、僕がその工場の乾麺をテレビで紹介したんですよ。そうしたら、作るのが間に合わないぐらいのオーダーが来たんですって。
その後、70歳ぐらいのおじいちゃん社長から手紙をいただいて、「本当にもう辞めようと思っていました」と……。そもそも、これまで乾麺のそばを(メディアで)紹介する人がいなかったんですよね。乾麺業界のなかでも、そばって一番地味だったんですって。うどん、パスタ、そうめんがあって、一番下にそば、みたいな。
ところが「池森さんが、テレビでそばの乾麺を紹介したから光が当たりました」と。そんなことが書かれていたから、すごい責任を感じちゃって。しかも、そのおじいちゃん社長の手紙には「池森さんは、そばの乾麺の花咲かじいさんだ!」って書いてあったんですよ。
ゴルゴ:じいさん(笑)。
池森:“せめて「花咲かおじさん」にしてくれよ”って思ったんですけど(笑)。でも、その手紙がすごくうれしかった。
ゴルゴ:生きているだけで、いろんな人の人生に関わってくるんだよね。特に我々みたいな表に出ている人は、より影響力があって、その影響で「つながる」「助かる」「前向きになれる」っていう人もいっぱいいると思うし、そのために仕事をしているのかなっていうのはあるな。
池森:「前向き」って言葉で言うのは簡単だけど、すごく大事なことですよね。
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<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/speakeasy/
番組公式X:
@TokyoSpeakeasy