木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMのラジオ番組「木村拓哉 Flow」(毎週日曜 11:30~11:55)。
3月2日(日)の放送では、映画「TOKYOタクシー」(2025年11月21日(金)公開予定/監督:山田洋次、出演:倍賞千恵子、木村拓哉)の撮影裏話を披露しました。
<リスナーからのメッセージ>
先日、映画「TOKYOタクシー」(2025年11月21日(金)公開予定/監督:山田洋次、出演:倍賞千恵子、木村拓哉)の制作発表がありましたね!
山田洋次監督とは映画「武士の一分」から19年ぶり、倍賞千恵子さんとはジブリ映画「ハウルの動く城」以来21年ぶりの共演とのことで、とても嬉しいです。11月の公開が今から楽しみです!(滋賀県 56歳 女性)
このメッセージに木村は「あらためて山田洋次監督っていう人の、あの圧倒的な感じ。“怖い”とか“威圧を感じる”とか、全然そういうんじゃないんですよ。山田洋次監督は現在93歳。そのモチベーションだったり、熱意だったり。あとは、監督が『そこに掛かっているハンカチの色……他の色はないかな?』って急に(仰るので)、『そんな細かいところまで見ているんですね』っていうぐあい、徹底している」と、撮影現場での山田監督について語ります。
続けて「どんなキャリアのある方でも、(撮影本番前)に“基礎練”をしっかりやってから本番に行くのですが、(山田監督から)『体はもう温まったね?』『フィジカルが温まったっていうことは、メンタルも温まったよね。よっしゃいこう!』って。『あれ? もう本番行くんですか?』っていうときも、たまにあるんですよ。そういうときに、山田洋次監督から出るワードで『ちょっとかっけぇな』『俺、これからちょっと他の現場でも使わせてもらおうかな?』っていうワードがあって。『はい。よし、じゃあぶつけよう!』って言うんですよ。“ぶっつけ本番”ってよく言うじゃないすか? それの『ぶつけよう』なんですけど、“本番行くよ!”じゃないんですよ。『ぶつけるよ!』と一言があって、『おっ! 来るね! 来るんだ!!』っていう感じの盛り上がりがすごくあって。監督のアプローチ、誘導があれば、間違いないなと」と思いを語ります。
倍賞千恵子さんの印象については「すごくカジュアルだし、ファンキーだし」と話す木村。
「倍賞さんは今回『すみれさん』っていう役なんですけど、映画『男はつらいよ』では『さくらさん』だったので、たまに現場で『さくらさんね……』って言ってしまうことがたまにあります。『ああごめんなさい、すみれさんね……』って言って(笑)。確かに、49本も『さくらさん』をやってきているからな、っていう」とコメント。
「でも、すごく楽しいし明るいし、本番に向けては、さっきも言った“基礎練”をしっかりした上で臨むという。そのルーティンは、毎回崩れないですね。今後もしばらくの間、撮影に集中して臨みたいと思います!」と語りました。
番組では他にも、“新生”「timelesz(タイムレス)」にエールを送る場面もありました。
3月のマンスリーゲストは、「ONE OK ROCK(ワンオクロック)」のボーカル・Takaさんです。
<番組概要>
番組名:木村拓哉 Flow
放送日時:毎週日曜11:30~11:55
パーソナリティ:木村拓哉