乃木坂46の山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」。3月17日(木)の放送では、歌手のJUJUさんをゲストに迎え、お送りしました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、JUJUさん
JUJUさんは子どもの頃から憧れているものがあり、そのひとつは自宅に膨大なコレクションがあるというハイヒール。そして、もうひとつは“ユーミン”こと松任谷由実さん。「ユーミンはファッションアイコン。フォトブックとかも数多く見てきたし、アルバムジャケットも脚線美と美しい靴に特化したものがあって、そうしたところにも憧れた」と話します。
そして、当然ながら音楽面でも。JUJUさんがユーミンの楽曲と出会ったのは小学生の頃で、当時JUJUさんの周囲には音楽好きの大人が多く、さまざまな音楽に触れてきていたものの、ユーミンのような楽曲には出会ったことがなく、初めて聴いたときにはそのすごさにビックリ。「そのときからもう虜」と振り返ります。
さらには、「1曲1曲ごとにいろいろな物語があって、その一つひとつが連れて行ってくれる場所が全然違う」とユーミンの魅力を語り、「人としてどうすれば“スン”としていられるか」「傷ついたときにどうすれば必要以上に傷つかずに済むか」など、いろいろなことを教えてもらったと熱弁。「ユーミンは私にとって人生の教科書」と断言します。
なかでも最も影響を受けたと話すのは、ユーミンの楽曲のなかに歌われる女性像。芯があり、筋を通し、表面的には誰にも媚びずにいるものの、本当は傷つきやすい、それでいて絶対に弱さを見せないかっこいい女性に今なおも憧れているとJUJUさん。
そんなJUJUさんは、プロデューサーに松任谷正隆さんと敬愛するユーミン本人を招き、ユーミンのカバーアルバム『ユーミンをめぐる物語』を、3月16日(水)にリリースしたばかり。
今作にはユーミンの往年の数々の名曲カバーが収められているほか、なんとユーミンがJUJUさんをイメージして作った楽曲「鍵穴」も収録。JUJUさんいわく、この曲の内容はお昼には言えないようなものだとか。しかし、それは松任谷正隆さんとユーミンに言わせると、「日本音楽史上初のテーマ」でもあるそう。
とても意味深な楽曲ではありますが、JUJUさんは「この曲が(ユーミンが)JUJUをイメージして作った曲ならば、私は本当にJUJUでよかった」と胸中を吐露。
そして「今年の夏でデビューして19年だけど、そのなかでままならない曲もたくさん歌ってきて、それらを好きでいてくれる方もたくさんいて、大きな愛の曲もあるけれど、ままならない曲の最たるものが今回できて、やっぱりJUJUの道はこっちなんだなって、すごくうれしかった」と思いの丈を語ります。
その姿に「私がJUJUでいてよかったっていう曲を、憧れの人にもらえるなんて……」と思わずホロリとするれなち。
JUJUさんは「デモを聴いたときから鳥肌と涙が止まらなくて……私自身、みなさんのおかげでここまでくることができた。そこには楽しいことだけじゃなく、つらいこともたくさんあったけど、それもこれを聴いたときに肯定できる、そう思えた曲。本当にありがたいです」と語りつつ、れなちの涙につられウルウルしていました。
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聴取期限 2022年3月25日(金) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈(乃木坂46)
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/