11人組グローバルボーイズグループ「INI(アイエヌアイ)」の髙塚大夢(たかつか・ひろむ)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! INI LOCKS!」(毎月3週目 月曜~木曜22:18頃~)。
4月23日(水)の放送では、22日(火)に続き、プライベートでも親交があるスリーピースロックバンド・マルシィのボーカル・吉田右京(よしだ・うきょう)さんがゲストに登場。新曲「フリージア」の制作エピソードなどについて語ってくれました。
吉田右京さん(マルシィ)、髙塚大夢(INI)
――髙塚「言葉の引き出しはどこにあるの?」
髙塚:そして、マルシィ先生は4月9日にデジタルシングル「フリージア」をリリースしたということで。フリージアは花の名前ですよね。この曲名にしたのは、どんな理由があるんですか?
吉田:この楽曲、聴いてみてもらえたらたぶんわかると思うんですけども、思うようにいかない心情みたいなのが描かれてるんやけど。2人の気持ちにはけっこう差がある。なんやけど、その曲名が「フリージア」。(白のフリージアの言葉には)“純潔”という意味もあったりするんやけど、それが逆に皮肉めいてるというか。
髙塚:なるほどね。俺、MVを観たんですけど、グッときますね。
吉田:切ないよね、本当に。
髙塚:もう、歌詞そのまんまにストーリーが描かれていました。マルシィの魅力の1つとして、やっぱり歌詞がいいなって思うんだけども。どの曲もさ、若い子、特に恋愛をしている子たちはすごく共感できるというか、生々しさがある。
吉田:けっこうリアルやもんね!
髙塚:どこからその表現が出てくるんだろうってすごく思う。やっぱり経験豊富なんですか?
吉田:いや、まったくそんなことはなくて。いろんなところからインプットしてるというか、書いてることが多い。曲によって違うんやけどさ、弾き語りでメロディーと一緒に曲を作っていくんやけど、そのときからメロディーにつられて世界観が決まってるやつもあるよ。逆に、歌詞から広げていって1曲に完成させることもあるし。(作り方は)けっこうバラバラなんやけど、共通するのは歌詞に一番悩んでやってるところ。
髙塚:そうなんだ。
吉田:歌詞をワンコーラス1回作って、そのあとはいつも2番以降をやっていくんやけど、「フリージア」はワンコーラスの歌詞が10個ぐらいできた。
髙塚:ワンコーラスに10パターンの歌詞候補があったの!? 言葉の使い方がうまいなって思ったけど、その引き出しはどこにあるの?
吉田:歌詞を考えるとき、本当に机にしがみつくというか、ずっと考えて作るけん。言葉が自分のなかで腑に落ちる感覚になるまで、けっこう時間がかかる。
髙塚:へ~! 等身大だからこそ、いろんな人に刺さるわけですね。
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――吉田「ちゃんと思い出に残る日にします」
髙塚:そして、年明けてすぐに横浜アリーナでの単独公演「Marcy House」も決まったということで。
吉田:さすがに来てくれるよね?
髙塚:もちろん行きます! INIのマネジメントさん、よろしくお願いします(笑)!
吉田:よろしくお願いします(笑)!
髙塚:じゃあ、横浜アリーナに向けての意気込み、聞いてもいいですか?
吉田:武道館はマルシィとして数年前からの目標で、念願の舞台ではありました。武道館を終えたけど、マルシィはまだまだ、全然終わりじゃなくて。もっともっと届けていきたいし、頑張っていきたいなと思っています。
そして、今回は横浜アリーナということで。マルシィとしては今までで一番大きなステージだし、しかも2days。本当に身が引き締まる思いですね。公演まで1年近くあるので、楽曲制作もそうだし、ちゃんと1日1日積み重ねていって、いいライブができるようにしたいです。ちゃんと思い出に残る日にするので、ぜひ観に来てくれたら嬉しいです!
髙塚:俺も楽しみにしていますね。
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4月23日(水)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 5月1日(木)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/