アイナ・ジ・エンドがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「東芝ライフスタイル アイナ・ジ・エンドの『ほな、また』」。日々の他愛もない話から、日常で大切にしていることなどを、リスナーからのメッセージも交えながらまったりとトークするプログラムです。
4月11日(土)の放送では、先週に引き続き、緑黄色社会のボーカル・長屋晴子さんをゲストにお迎えしてお届けしました。
(左から)パーソナリティのアイナ・ジ・エンド、ゲストの長屋晴子さん
◆バンド名の由来は“言い間違え”だった!?
アイナ:今日の「ほなまた」は、先週に引き続きゲストをお招きしております。
長屋:緑黄色社会ボーカルの長屋晴子です。よろしくお願いします!
アイナ:イェーイ!「緑黄色社会」って、そんなスムーズに言えるんだね。すごいね。
長屋:まあ慣れだけど、たまに噛むよ、私も。本当に言いづらいからね(笑)。
アイナ:流石です! でも、やっぱりカッコいいよね。前にミュージカル「ジャニス」で共演したときに、バンド名の由来を聞いたら……。
長屋:うんうん。たわいもない会話からね。「緑黄色野菜」の言い間違えなの。全然意味とかないんだもん。
アイナ:それもめっちゃいいよね!
◆「“品”がすごい!」アイナが惚れた歌詞の魅力
アイナ:リョクシャカって数え切れないくらい楽曲があると思うんだけど、最新の曲は、毎回「いいな」って思う。アルバムも超良かったし、2025年に出た「PLAYER 1」もめっちゃ好き! 毎回違うアプローチがあるから、もう、おもちゃ箱みたいだなって。
長屋:ありがとう。作曲者がね、結構うちはみんな曲を作るから、それもあると思う。
アイナ:それかも! でも晴子が歌うことで、全部「リョクシャカ」になってるなって思っている中で、やっぱり今回も最新の「風にのる」の2曲目に入っていた「étoile」(読み:エトワール)。私はこれの歌詞が、やっぱりすごく好きだなーって思ったんだけど。これは晴子とpeppe(Key.)が作ったの?
長屋:そう、peppeの作曲が先で、私が後に歌詞を乗せたんだけど。この「étoile」は劇場アニメ「パリに咲くエトワール」の挿入歌なのよ。だからなるべく作品の邪魔にならないような、急に私の声が来てびっくりしないような歌い方だったり、歌詞も考えながらだったんだけど。なんか自分的にも作品にすごく溶け込んだ曲になった気がして。
アイナ:いや、めっちゃ溶け込んでると思う。その“品”がすごい!
長屋:曲のメロディーがそうかも。「パリに咲くエトワール」っていう作品なんだけど、peppeはパリに行ったことがあるから、パリをイメージして作ったんだって。
アイナ:歌詞はさ、割とうちらの世代の子が書いていそうな等身大の良さもあるけど、「おやすみなさい」っていう一言でも品があるんだよね。そこが私は今回のすごい魅力だと思った。
◆「肩書きが増えるほど…」30歳で変わった価値観
アイナ:そして4月9日に緑黄色社会の新曲「章」(読み:しるし)が配信リリースされました!おめでとうございます!
長屋:ありがとうございます。
アイナ:この「章」という楽曲はドラマ(月夜行路 ―答えは名作の中に―)の主題歌で、作詞が晴子で、作曲が穴見真吾さん。テーマがものすごく深いなと思って。「大人になるほど、“自分以外の何か”のために生きてしまう。そんな日常の中で見失いかけた「自分の物語」を取り戻す一曲」――こんなテーマで曲って書けるんだって思ったの。これって、自分で決めたテーマなの?
長屋:ドラマの主題歌だから、原作や台本を読みながら、自分とリンクするところを探した感じなんだけどね。私、去年30歳になって、なんか新しいフェーズに行った気がしたの。大人になると、いろんな肩書きが増えてくるじゃない? 緑黄色社会のボーカルもそうだし、仕事での役職だったり、結婚したり、親になったり。いろんな肩書きが増えると、守らなきゃいけないものも増えて、自分第一じゃなくなることって、すごく多いなと思ったの。それもカッコいいんだけど、でもここで改めて自分を第一に考えたい生き方ってしたいな、みたいな。そんな気持ちで書いた曲だね。
アイナ:すごいね。ちゃんと歳を重ねている人にしか、そんな言語化できないよ。
◆「爆発したことがある」長屋晴子の転機
アイナ:今日はそんな「章」をテーマにお話をしていきたいなと思います。まず、「自分以外の何かのために生きてしまったことはある?」って質問が来ているけど、これ芸能活動をやっていると、もう切っても切り離せないものなんじゃないかなと。ファンの皆さんが笑顔になってくれたり、フッと笑えるものを作りたいっていう思いがあるから、うちらは続けられているんだと思う。自分のためだけだったら、きっとどっかで枯渇してた。
長屋:マジでそうだと思う。何をするにしても、それを受け取った人たちの顔が浮かぶよね。でもそれだけになってもいけないなとも思うから、ちゃんと自分もいなくちゃっていうそのバランスは難しいなと思うんだけど。
アイナ:どうやって、その自分をずっと保ってるの?
長屋:難しいよね。でもうちはメンバーがいるから、そのモヤッとした部分は相談できたりするわけ。ファンが求めているものに全部答えきれないときってあるじゃない? 自分の信念とぶつかり合うときとか。そのモヤモヤを相談したりすることで解決できたりすることはあったかな。
アイナ:わあ、その相談できるの熱いね! 晴子と出会ったときって、あんまりバンドメンバーにそういうの話さないイメージあったもん。
長屋:本当にね、話せなかった。甘えるのがすごく苦手だったの。今も苦手なんだけど……ここ数年かな、ちゃんと相談とかできるようになったのは。
アイナ:それはさ、歳を重ねるにあたって甘えないといけなかったのか、それとも甘える方法が分かってきたの?
長屋:1回爆発したことがあったの!
アイナ:おー、爆発しましたか!
長屋:甘えきれなかったからこそ、溜めて溜めて溜めてドーンって爆発したことがあって。そこからかもね。「あ、溜めちゃダメだ」とも思ったし、頼っていいよっていう空気を出させないようにしてた自分に気づいたというか。「私1人でできるから」みたいな。そこがお互い開示できた気がして。1回本当にさ、腹括って話すと変わるなって。
アイナ:うわあ、侍じゃん! 本当に。腹括って話すと変わったんだね、かっこいいー! 私もソロになって、今31歳じゃん。大人だから、前みたいに「えーこれできない!」とか言えなくなっちゃったの。「はい、やります!」って無理しちゃって、後々「マジでこれやばい」って……。
長屋:体も追いつかなかったりするときあるよね。
アイナ:追いつかねー!みたいな(笑)。もう、「終わるな……」みたいになったときに、確かに爆発しそうになる。だから爆発の前に人を頼れるっていうのはいいよね。
長屋:サイン出さなきゃダメだなって私も思う。
アイナ:私は以前、自分以外の何かのためにしか生きてきていない日々があったのね。それってある? 例えば、ぶっちゃけ、そんなに売れたいとか思っていない時期があったの。小さいところで歌えればいい、だけどメンバーは「ここでやりたい」「東京ドームでやりたい」って言ってくれている。だからみんなの夢を自分の夢にして走っていた時期があって、気づけば私もいつの間にか「ドームに立ちたいんだ」って思えて、それまでは誰かの夢が自分の夢になって。
長屋:あるある! 意外とそのほうが楽だったりするんだよね。誰かに寄りかかっているほうが恥もかかなかったりするから、責任転嫁みたいなことして自分を守るみたいなことは、私もしょっちゅうあったかも。
アイナ:へー! そんなふうに見えない。
長屋:傷つかないように、守りの姿勢みたいなことはすごいあるよ。
アイナ:でもさ、それって続かなくない? うちらって“看板”を背負ってるから、舵を切らなきゃいけないときがあるじゃん。
長屋:そうなんだよね。だから、「私がしっかりしなきゃ!」って思ったのは、結構最近。うちはメンバーが夢を持ってきてくれるタイプだから、みんなに「晴子、行け!」って押してもらってる。それで私も淵に立って「おっ、じゃあ行くぜ!」ってなることは、すごい多いよ。
アイナ:晴子はいつも勇気を振り絞って一歩進んでるんだね。その優しさが好きなのかもな、私は。
◆「オラオラで行きたい!」今後のライブへの意気込み
――対談の最後には、緑黄色社会の今後のライブスケジュールが語られました。
4月13日(月)には、アイナとも親交の深い鈴木愛理さんとの対バン「緑黄色夜祭 vol.13」を大阪・Zepp Osaka Baysideで開催。さらに4月16日(木)には東京・Zepp Hanedaでjo0ji(ジョージ)さんとの対バン、4月25日(土)、26日(日)には愛知・Aichi Sky Expoで「緑黄色大夜祭2026」という大規模な対バンイベントも控えています。
長屋:愛理とはダチだからね! プライベートで会ってることの方が多いから、同じステージに立つのは嬉しいし、ちょっと恥ずかしい感じもする(笑)。どんな自分になっちゃうんだろうって。
アイナ:楽しみだね。そして9月からは5都市10公演のアリーナツアー。千葉、神奈川、愛知、大阪、福岡も回るんだね。アリーナはどういう意気込み?
長屋:3年ぶりのアリーナツアーなんだけど、規模も大きくなって、今の自分たちがどこまでできるか試したい。オラオラで行きたいかも!
アイナ:晴子、かっこいいよ! これからもずっと私もライブに遊びに行きたい。私からも対バン、またお誘いさせていただきます!
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<番組概要>
番組名:東芝ライフスタイル アイナ・ジ・エンドの「ほな、また」
放送日時:毎週土曜18:00~18:30
パーソナリティ:アイナ・ジ・エンド
番組Webサイト: https://tfm.co.jp/honamata/
番組公式X:@honamata_tfm