放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」(毎週日曜15:00~15:50)。12月8日(日)の放送は、11月30日(土)に大分県別府市の百貨店「トキハ 別府店」ブルーテラスにておこなった公開収録の模様をお届けしました。
(左から)パーソナリティの宇賀なつみ、長野恭紘さん、小山薫堂
◆大分・別府市で「サンポス」公開収録!
大分で「サンポス」(当番組の略称)が公開収録をするのは、昨年の由布院に続いて2度目。なぜ今回、別府市なのかというと、同市が誕生して今年でちょうど100年の節目の年ということで、市民の方たちに話を伺うことに。今回はオープンスペースでの開催ということもあり、たくさんの方にお越しいただきました。
ゲストに迎えたのは、別府市長の長野恭紘(ながの・やすひろ)さん。宇賀が「別府というと、やっぱり温泉が有名だと思うんですけど、どんな魅力があるところですか?」と尋ねると、長野さんは「右を見たら海があって、左を向くと山があって、温泉があって。人がおせっかいなくらい仲がよくて、面倒見もいい」と答えます。
さらに、長野さんによると、112ヵ国から留学生をこの町に迎えており、「それがやっぱり多様性に拍車をかけている。それはすごくあると思いますね」と実感を語ります。
温泉地ということもあり、年配の移住者が多いのかと思いきや、長野さんいわく若い世代の移住者もたくさんいて、リモートワークが進んだこともその要因のひとつになっていると言います。
また、別府市制100周年記念事業のひとつとして開催した「ウェルなまち、別府動画アワード」についても言及。この企画は、別府の魅力を広く発信するべく、“別府のウェルネス”をテーマに別府で撮影された縦型動画(最長60秒)を募ったコンテストです。
長野さんは、「いまの時代、ショート動画がバズると一気に知名度が上がるので、お金をたくさんかけて長い動画を制作するのではなくて、市民のみなさんが誰でもお手軽に(応募するためのショート動画を)作れるようなワークショップをやりました。学生さんをはじめ、別府市民の方々がショート動画を作って、それをどんどん勝手に発信をしていこうということで、100周年を記念した事業の一環としておこないました」とこの企画の意図を説明。
この日、授賞式がおこなわれ、数ある応募作品のなかから、栄えある「最優秀ウェルなべっぷ賞」に選ばれたのは、bbbbeeeppuさんによる「記録:ウェルビーイングな日常 in 別府」でした。
審査に参加したという小山は、「僕が一番だと思っていた作品が最優秀作品になりました。別府に戻ってきて、何でもない日々の暮らしを描いた作品なんですけど、それを観ていたら“こういう人生、憧れるな”っていう動画でした」と評していました。
最後に、長野さんは「いつ来ても楽しい、朝から晩まで楽しいのが別府なので、ぜひ2度、3度と足を運んでいただければと思います。100周年からまたさらに進化する別府を楽しみにしていただけるとありがたいです。どうぞ別府にお越しください」と呼びかけていました。
さらにこの日は、別府駅前にある文房具店「明石文昭堂(あかしぶんしょうどう)」の明石佳子(あかし・よしこ)さん、NPO 法人 別府八湯トラスト 代表の菅健一(すが・けんいち)さんとのトークの模様や会場の方から届いた手紙の紹介などもお届けしました。
ぜひradikoでお聴きください(※聴取期限 2024年12月16日(月) AM 4:59 まで)。
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12月8日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年12月16日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY’S POST
放送日時:毎週日曜 15:00~15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ