小籔千豊「“覇者”になりすぎて…」4年ぶりの「KOYABU SONIC」開催も出演オファーを躊躇してしまった芸人とは？

山崎怜奈（れなち）がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。（ダレハナ）」（毎週月曜～木曜13:00～14:55）。6月14日（水）の放送では、小籔千豊（こやぶ・かずとよ）さんをゲストに迎え、お送りしました。

（左から）パーソナリティの山崎怜奈、小籔千豊さん

◆ジェニーハイですべての権限を持っているのは…

小籔さん（Dr.）のほか、野性爆弾のくっきー！さん（Ba.）、現代音楽家の新垣隆さん（Key.）、tricot（トリコ）の中嶋イッキュウさん（Vo.）、そして、ゲスの極み乙女やindigo la End（インディゴ ラ エンド）としても活動している川谷絵音さん（Gt.）が参加しているバンド・ジェニーハイが、6月28日（水）に3枚目のフルアルバム『ジェニークラシック』をリリースします。

小籔さんいわく、バンドのすべての権限はプロデューサーでもある川谷さんにあるそうで、「僕らには何の権利もなく、僕が唯一任されたのは『卓球モンキー』という曲の8小節ぐらいで、それ以外はすべて（川谷Pの）言いなりです。ラップも歌詞もすべて川谷Pです」と言います。

とはいえ、活動はいたって真剣で、それを裏付けるように、過去にミュージックビデオで一緒になったスタイリストから、「時間がないなか、スケジュールの合間を見つけてドラムをストイックに練習している」「みんな忙しいからミュージックビデオを撮るのもひと苦労。特に、ダンスのある撮影はよくやっているなと思う」とのタレコミが。

これに小籔さんはちょっと照れつつ、「僕は、ジェニーハイのなかでドラム、ラップ、そして、ちょっとダンスもしているんですけど、この3つのなかでどれが一番得意かといえば……動きはキモいんですけど“ダンス”です」と告白。

その理由として、ナインティナインやFUJIWARAなどが参加していたお笑い＆ダンスの融合ユニット「吉本印天然素材」の弟分となるフルーツ大統領に所属していた当時、ダンスの先生から「ほかの子らよりも振付を覚えるのが早い。芸人があかんかったら、ダンスの世界に来なさい」と誘われたことがあったことを明かします。

◆「KOYABU SONIC」が4年ぶりに開催！

9月16日（土）、17日（日）、18日（月・祝）には、インテックス大阪4号館・5号館で小籔さん主催の音楽とお笑いが融合したフェス「KOYABU SONIC 2023」が4年ぶりに開催されます！

今回も人気アーティストに加え、芸人も多数出演。れなちがキャスティングについて聞いてみると、「アーティストの方々は、完全に僕の好みです」と断言。

芸人側のキャスティングに関しても、これまで基本的には小籔さんと仲の良い人たちに声をかけてきたそうですが、「千鳥やかまいたち、ダイアンとかは、売れてなかった頃から出てもらっていたんですけど、さすがにこの3～4年で“覇者”になりすぎて……」と、遠慮して声をかけなかった人たちもいたそう。

その代わり、今回は若返りを図るために若手芸人を揃えていたところ、千鳥のノブさんが声をかけてもらっていないことに気づき、川谷Pに「僕らは出られないんですか？ 出たいんですけど」と相談。それが川谷Pから小籔さんに伝わり、結果的に千鳥さんらも出演することが決定！

「だから今回は、めっちゃヤングに加えて、常連の売れっ子芸人も出てくれることになったので、（芸人の）出演者数がちょっと多いんです（笑）。ただヤングも、僕が面白いと思う尊敬する後輩にしか声をかけていませんから」と自信をのぞかせていました。

＜番組概要＞
番組名：山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時：毎週月～木曜 13:00～14:55
パーソナリティ：山崎怜奈
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/darehana/