住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイド番組「Blue Ocean」。暮らしとお金の情報サイト
「家計見直しナビ」とタッグを組んで、お金や保険のプロに“家計のお悩み”を相談し、日常生活におけるお金にまつわる豆知識を学ぶコーナー「家計見直しナビ presents おさいふ相談室」。8月7日(金)の放送は、ファイナンシャルプランナー・加藤梨里さんがリスナーの質問に答えました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
ここ数年、大きな地震がくるかもしれないことに不安を感じ、「火災保険」に付帯して「地震保険」もつけようか悩んでいます。その際に気をつけるべき点を教えていただきたいです(神奈川県 専業主婦 女性)
住吉:「地震保険」は単独ではなく「火災保険」とセットで契約するもの。損害保険料率算出機構の統計によると、「火災保険」に契約している世帯の約65%が加入しているそうです。今回はファイナンシャルプランナー・加藤梨里さんに「地震保険」と「火災保険」について伺いました。
◆「地震保険」は付けるべき?
加藤:「地震保険」は地震のほか、地震による津波や噴火など、「火災保険」ではカバーされない建物や家財の損害に備える保険です。
⇒一般的な「火災保険」では、火災や台風などで自宅や家財が壊れたり、焼失してしまったときに保険がおりますが、地震が原因で起きた火災や津波では一部の例外を除いて保険の対象になりません。
⇒地震によって自宅が倒壊したり、住めなくなってしまったりしたときに生活を再建するお金を確保するなら、「地震保険」を付けておくと安心です。
住吉:なるほど。住んでいる場所の特性も考えながら、検討するのが良いかもしれませんね。
◆「地震保険」に入るときに気をつけるポイントは?
加藤:ポイントは3つあります。
①「地震保険」は「火災保険」とセットで契約するのが基本
⇒地震保険単独で契約することはできません。
②設定できる保険金額は、「火災保険」で契約している保険金額の30%~50%、かつ建物は5,000万円まで、家財は1,000万円までが限度
⇒まずは、契約している「火災保険」の保険金額を確認しましょう。
③実際に被災したときに受け取る保険金は、損害の規模に応じて決まる
⇒保険会社が全損、大半損、小半損、一部損というレベルを判定して、契約している保険金額の5%~100%の範囲で受け取ります。
⇒つまり、必ずしも被害額をそのまま受け取れるわけではありません。「地震保険」の加入有無に関わらず、災害にあったときの生活再建に備えて貯蓄をしておくことも大切です。
住吉:貯蓄、防災グッズ、緊急時の連絡方法と合わせて、保険についても見直してみるのが良いかもしれませんね。
----------------------------------------------------
▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック!
聴取期限:2019年8月15日(土)AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒
詳しくはコチラ)
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用頂けます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時 :毎週月~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:
http://www.tfm.co.jp/bo/
特設サイト:
https://www.kakeinavi.jp/blue-ocean/