テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」のレギュラーコメンテーター・玉川徹とフリーアナウンサーの原千晶がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「ラジオのタマカワ」。「テレビではまだ出せていない玉川徹の新たな一面を発信!!」をコンセプトに、ビジネス、キャリア、マネー、カルチャー、エンタメ、音楽など、さまざまなジャンルをテレビとは違った角度から玉川が深掘りします。
5月2日(木)の放送では、リスナーから寄せられた「祖父の病気」「人付き合い」の人生相談に、ふたりが答えていきました。
(左から)パーソナリティの原千晶、玉川徹
◆不安な気持ちは相手に伝わる
「ラジタマ人生相談」のコーナーでは、リスナーのみなさんから届いた「お悩み」に玉川と原が答えていきます。1つ目の相談は「祖父の病気」について。
<相談>
先日、私の祖父が病院で検査をしたところ、腎臓にがんが見つかりました。75歳です。
入院のため、着替えの支度をしながら「もっと元気なうちに優しくしておけばよかった」と後悔の念に駆られてしまいます。玉川さん、このつらさとどう向き合えばいいのでしょうか?
玉川は「がんはステージの0から4まであって、どのレベルかはわからないんだけど」と前置きをして、腎臓がんの5年相対生存率はおよそ7割だと説明。相談者の気持ちに寄り添いながらも、悲観的になってはいけないと話します。「周りが落ち込んでしまうと本人もつらいです。周りの人も『大丈夫だ!』と希望を持って接してほしいです」とアドバイスを送ります。
また、優しく接してこなかった後悔について、「これからでも十分優しくできるんじゃないかなと思います」と玉川は言います。がんの告知を受けて、不安を抱えているかもしれない祖父を支える存在になってあげてほしいと呼びかけます。
玉川は自身の経験を振り返り、「僕の場合は(祖父・祖母の)病気がわかってから(亡くなるまで)の時間がなかったんだよね。むしろ、リスナーさんは“今”気付いているから十分優しくできる時間があるんじゃないかなと思います」と話しました。
◆玉川流“人付き合いのコツ”
続いての相談は「人付き合い」についてです。
<相談>
私は人付き合いが得意ではありません。誰かと一緒にいると相手に不愉快な気持ちにさせていないか、つまらない人間だと思われていないか気にしてしまいます。
誰かに注意されるだけで思い悩んでしまい、気疲れしてしまうのです。なので、プライベートではいつも1人でいることが多いのですが、心の底ではいろんな人とつながりたいし、休日は誰かと楽しく過ごせるようになりたいと思っています。
日々たくさんの人と出会うテレビ業界を定年まで勤めあげた玉川さんに、ご自身の経験から得た「人付き合いのコツ」を教えていただきたいです。
「人間の幸せと不幸は人間関係のなかにある」と考える玉川ですが、自身も人付き合いは得意なほうではないと告白。思ったことを言い過ぎてしまうあまり、相手に誤解を与えがちだと明かします。
そんな玉川が、良好な人間関係を結ぶうえで、「大切だと感じる要素は『言葉遣い』と『心構え』」。誤解を招かないように発言に注意し、相手に対して苦手意識を持たずに接するよう心掛けているそうです。
「あの人のこういうところが好きだなと思えば、たぶん相手も好きだと思ってくれます。そして、自分のことを好いてくれている人だったらビクビクする必要もないですよ」とコメントしました。
「ラジオのタマカワ」では、仕事や恋愛、日々の生活のことなど、玉川に相談したい悩みをお待ちしています。ぜひ、番組ホームページのメッセージフォーム、もしくは公式Xに「#ラジタマ」とつけて送ってください。
<番組概要>
番組名:ラジオのタマカワ
放送エリア:TOKYO FM
放送日時:毎週木曜 11:30~13:00
パーソナリティ:玉川徹、原千晶